新しい「農」のかたち
トップページへ
■掲示板
・
みんなの食への期待って、何?
・
自然農法って、何?
・
顔の見える農業に脱皮する
・
農村を活性化させる為には?
・
突破口は、農村に全寮制の学校を作ること
・
就農定住事業を考える
・
食糧危機は来るのか?
■リンク集
・
農業小学校をつくる会
・
総務省統計局 日本の統計 年鑑農林水産業
・
世界の食料統計 鳥取大学
☆このサイトは
るいネット
の応援サイトです。
共認形成の場を作ってゆく活動こそ、真の社会活動
194431
農業は医療や教育と同じく人類(集団)にとって不可欠の事業であり、脱市場原理の最先端可能性といえるのでは?
浅野雅義
( 41 滋賀 不動産 )
08/12/09 PM01 【
印刷用へ
】
今日のサロンでは、農業に携わっている人も交えてこれからの農業の可能性について話し合ってみた。
31505
「超国家・超市場論13 人類の新たな活力源=圧力源」 四方勢至
>また、既に動物的な生存圧力を克服した共認社会では、環境その他の人類的課題に対する期待・応望の同類圧力=共認圧力が解脱充足と並んで主活力源となり、人々の期待に応える政治や哲学や科学や芸術が主活動となる。
貧困が消滅して以降、それまでのように生きるための食糧を生産するという課題は希薄になっていく。食べるだけならば、世界中から安く農産物が輸入されてくる。人件費が日本の1/10、あるいは規模において数百倍以上の大規模農業の効率性と比較すれば、単純にコスト競争では歯が立たない。しかし、多くの人はだからといって国内の農業をやめてしまっていいわけではないと感じている。
しかし、そこが鮮明になっていないが故に、結局は安い商品に淘汰され、結果として利益もほとんど残らず、農業は儲からないというようなマイナスイメージとなってしまっている。
ただ、実際に農業をやっている方の意見としては、儲からないのは市場原理の中、価格競争圧力によって低価格構造から脱しきれなかったり、豊作や不作で需給バランスが崩れ価格が大きく乱高下することも計画的に経営を続けていくことが難しい原因となっているとのこと。
要は、安定した価格(別に高額でなくともよい)で継続的に購入してくれる顧客さえいれば、農業は今でも充分に成立するはず。そのためには安定した販路を構築する必要があるわけですが、そこで評価されるのは商品そのものというよりは、作り手の姿勢であり、その背後にある状況認識や課題設定にあるのではないか。
その状況認識と課題共認によって追求され導き出された「答え」に人々は共鳴し、その作り手の事業を応援したくなる(つまりは、農産物を購入する事で)。そういった信任関係にまで高められなければ、結局は価格が安いという「金銭的メリット」だけで様々な小売店や直売ネットと比較され、安定した関係にはいたらない。
とすれば、信認に基づく販路開拓とはすなわち、「農業を取り巻く社会状況認識→課題共認→答えの追求→実現態としての農業事業」という認識を発信し、その内容に共鳴共感し協働してくれる人たちの共認域を拡大していくことと同義なのではないか。
よって、もっとも重要なのは「何の為に農業をやっているのか」「社会にとって何故農業が必要なのか」への答えなのではないかと思います(商品の売り方や営業方法などはその前提の上に議論されるべき課題)。
>つまり、共認社会の同類闘争は、人類的課題に応える創造競争=共認闘争となる。(政治であれ哲学であれ科学であれ芸術であれ、提起された認識は共認の獲得を目的としており、最終的には社会共認となることを目指しているので、創造競争は本質的には共認闘争である。)
上記の観点に立って考えれば、農業とは人類が狩猟採集生産に続いて営み続けてきた本源的な事業であって、近代になってから発展した諸事業(工業品=車や電化製品、印刷やマスコミ業、外食産業等)とは歴史が違う。人類の集団にとって切っても切り離せない食糧生産を担う事業であり、これは貨幣によって取引されるはるか以前から存在していたものであるといえる。
例えば、医療や教育、介護などと同じように市場原理だけでは統合できない集団課題という位相にあるのではないか。だから、市場原理に任せるだけでは、需給バランスの変動によって価格が大きく下落や高騰したりするといった問題構造を常にはらんでしまう。
では、これは国によって管理すればいいのかというとそういうわけではない。現在の医療や教育、介護と同様に財政悪化の要因となるだけだと考えられる。つまりは、「(集団にとって)必要か否か?」というみなの共認圧力(評価圧力)のもとに晒されなければ、品質低下や非効率、あるいは価格吊り上げなどの問題を防げない。また、共認圧力(外圧)不在では携わっている人の活力(内圧)も上がらない。
農業はモノ(食糧)の生産業ではなく、それを行なうことを通じて活力を再生していく「活力再生事業(=集団再生事業)」と同じなのではないか。その萌芽は、露店においてこれからの社会に必要とされる仕事の筆頭として介護や農業が挙げられたり、若者や定年後の人たちの就農意識の高まりにも見られるように思う。
農業とは、人類や集団にとっては不可欠なものであって、事業そのものが自然に親しみ(自然循環系を再生し景観や保水力を維持するという点ではもっとも有効な環境保全=環境対策ともいえる)、そして種を蒔いて収穫するという人類の本源的な充足に直結し、その共同作業を通じてお互いの共認充足も得られ、また子供や老人というように世代を超えてともに働く(役に立つ)実感も得られ、何よりも命にとって必要な日々の糧をまかなっていく余業をもって代えがたい本源的な営みなのではないかと思います。
>人類的課題に対する期待と応望を主活力源にして創造活動を営み、評価収束による創造競争(=新たな同類闘争)によって圧力=活力を高め、その同類闘争を同じ評価収束⇒評価共認によって統合する社会、これは原始人には夢想だにできなかった社会である。
市場原理の統合限界(価格価値以外の安全性の問題、食糧自給確保という国家防衛、近代工業型農業による土壌汚染=化学肥料や農薬多用)が顕在化し、このままでは永続できないというところが顕在化しつつある。市場原理にそぐわない農業こそ、市場原理に代わる共認原理(「自分からみんなへ」「必要か否か?」等)によって運営することが求められている「社会事業」なのではないかと思います。
この投稿は
31505
への返信です。
この投稿に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_194431
この投稿に対する返信とトラックバック
新たな時代の教育制度の提案に向けて〜イギリスの教育制度(変遷と社会的意味)〜
「家庭を聖域にしてはいけない」
10/04/10 PM06
【共認社会の新しい農法とは?】(2)生命とはどういう存在なのか?
「新しい「農」のかたち」
10/03/16 PM06
世界金融危機で、より本質的な教育のニーズが顕在化する …『自然体験学習教室』
「新しい「農」のかたち」
10/02/08 PM10
223342
農家力(自給の思想)が「地域という業態」を創造する@
匿名希望
10/01/03 PM06
218855
農耕の園 杉・五兵衛@〜農業は空腹しか満たせんもんじゃない〜
三浦弘之
09/11/03 PM10
なんで屋@学園祭 2009〜今年も始まりました^^/
「路上で世直し なんで屋【関西】」
09/11/03 AM03
215799
農業の再生=集団の再生
みのり
09/09/26 AM03
211617
企業が農業に参入する意味は、共認充足の場を商品化することにある
大嶋洋一
09/07/27 AM02
211602
活力再生事業として農業は必要不可欠である
三浦弘之
09/07/26 PM10
農業の可能性1 〜農業の実感は?〜
「路上で世直し なんで屋【関西】」
09/06/22 PM11
208029
「農」と「医」の連携促進モデル事業
小松由布樹
09/06/03 AM02
206789
日本の食糧をどうする?@〜日本の食糧自給率は?〜
三浦弘之
09/05/18 AM00
【企業が農業に参入するのは何で?】第九弾 〜インターンシップで人気の類農園?〜
「共同体・類グループの挑戦」
09/04/30 PM02
何で企業が農業に参入しているのか?
「新しい「農」のかたち」
09/04/19 AM01
203052
農業事業の可能性は協働者の獲得⇒「生産課題」と「『農』の日常」の供給が求められている
橋本宏
09/03/28 PM05
【企業が農業に参入するのは何で?】第七弾 〜インターンシップで人気の類農園?〜
「共同体・類グループの挑戦」
09/03/26 PM09
社会に期待されている「農業」には、今後どんどん優秀な人材が集まってくる
「新しい「農」のかたち」
09/03/12 PM10
【企業が農業に参入するのは何で?】第六弾 〜インターンシップで人気の類農園?〜
「共同体・類グループの挑戦」
09/03/11 PM11
世界経済危機で、より本質的な教育のニーズが顕在化する 『自然体験学習教室』
「新しい「農」のかたち」
09/02/19 PM11
198514
皆が農業に感じる可能性とは?
ECHO
09/01/29 AM01
198499
農業再生は共認社会移行のポイント
新川啓一
09/01/28 PM09
198463
今までは、農業を政治で何とかしようとしてきた。これからは?
お百姓さん
09/01/28 PM02
198400
共認社会の心を育む
新田静
09/01/27 PM09
198384
医農連携の実例
橋口健一
09/01/27 PM05
197769
政府による短絡的な農業雇用対策はとんでもないことに!
橋本宏
09/01/20 AM01
197329
継続できる農業とは?
是永恒久
09/01/15 AM10
197282
【書籍紹介】農の理想・農の現実―新しい農の形
丸一浩
09/01/14 PM08
197023
新自由主義―WTOの本質 農業を生命の論理で・・・記事の紹介(1/2)
森羅万象
09/01/11 PM00
196832
若者を巻き込み地域で起業、農業にも挑戦する旅館の女将!
芝田琢也
09/01/09 AM09
196775
分断された生産と消費の場の距離を縮めていく
根木貴大
09/01/08 PM00
196413
お茶で伝えるおもてなしの心〜水俣から全国へ
芝田琢也
09/01/03 PM07
類塾・類農園 自然体験学習教室、昨年の新企画「地元農家で働こう!」より
「新しい「農」のかたち」
09/01/02 AM09
196258
新たな「市民農園」の可能性!(1/2)
小圷敏文
09/01/01 PM03
196142
農協の実体@〜農業協同組合の誕生〜
三浦弘之
08/12/31 AM09
196039
農協ですら赤字!改めて企業の農業参入は脱市場原理であることが求められる。
かなめんた
08/12/29 PM10
〜農産物の価格帯調査から見えるもの〜
「共同体・類グループの挑戦」
08/12/29 PM08
195857
書評 『自給再考−−グローバリゼーションの次は何か』@
芝田琢也
08/12/28 PM02
195649
対象が明確になればなるほど、農業は面白くなる。
言の葉草
08/12/25 PM04
195614
万人が食料生産を担う農業率は如何か?
三浦弘之
08/12/24 PM09
195456
「日本に関するアンケート」=社会収束と必要・不要意識の顕在化
丸一浩
08/12/22 AM01
アメリカの食糧戦略の本質は「共認支配」にある?〜「食の確保」は集団にとって本来最も根底的な課題である
「にほん民族解放戦線^o^」
08/12/19 AM05
195156
農業を失業者の受け皿に!〜JAおおいた
小松由布樹
08/12/18 PM06
195093
そこがニッチだからではなく、様々な社会問題の突破口だから企業が農業に参入する。
かなめんた
08/12/17 PM09
195089
地域に根付いた建設業、食品業を中心に農業参入が進んでいる
橋本宏
08/12/17 PM08
194565
【図解】農への注目、期待、必要性の認識が高まってきたのは何で?
丸一浩
08/12/11 AM10
[
過去の投稿へ
]
[
一覧へ戻る
]
[
新しい投稿へ
]
■注目投稿一覧
・
農業・百姓を通して見た現代人−@
・
無人島にて
・
コンセプトは、『私、気付いたら就農してたみたいです♪』かな?
・
就農定住の成功事例〜山形県高畠町B
・
上中町企画需要分析B体験教育(農が教育に及ぼす効果)
・
市場社会構造の組み替えがはじまった。
・
「むりやり」に充足はあるのか?〜「皆でやる」からこそ充足がある〜 A
・
知域
・
食べる側の権利
・
オヤとコ。
・
農村の新パラダイム論
・
食糧危機問題の捉え方