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   <title>新しい「農」のかたち</title>
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   <updated>2012-05-18T16:27:14Z</updated>
   <subtitle>「農」の魅力って何？「農」の可能性って何？新しい「農」のかたちを、みんなで追求していきましょう。</subtitle>
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   <title>野菜がシャキッと蘇る方法！</title>
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   <published>2012-05-12T04:45:04Z</published>
   <updated>2012-05-18T16:27:14Z</updated>
   
   <summary>３月からはじめての一人暮らしをしている私 :m148:  :m022:  今とってもハマっていることの一つに :m271: お料理 :m269: があります。 特に野菜 :m270: と鶏肉 :m233: が好きで、料理のレパートリーを増やそうと、日々試行錯誤中です。 そんな話を勉強会に参加している先輩にきくと とっても興味あるお話を聞きました :shock:  この方法を使うと ・萎びた野菜もシャキッとなる！:m270:  :m034:  ・生のまま冷蔵庫に入れるより鮮度が長持ちする！  :tikara:   ・食材の甘味や旨味が増す！ :love:   ・野菜だけではなく、肉や魚、果物にまで使える！ :m141:  :m142:  :m233:  :m274:  などなどいいことづくし :shock:  その方法とは・・・ その前に、よければ応援おねがいします :m092:  :m173: ...</summary>
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      <name>ASITATE</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[３月からはじめての一人暮らしをしている私 :m148:  :m022: 
今とってもハマっていることの一つに :m271: <span style="color:#FFAE35;"><span style="font-size:130%;">お料理</span></span> :m269: があります。

特に野菜 :m270: と鶏肉 :m233: が好きで、料理のレパートリーを増やそうと、日々試行錯誤中です。
そんな話を<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=600&c=300">勉強会</a>に参加している先輩にきくと
とっても興味あるお話を聞きました :shock: 

この方法を使うと

<blockquote>
<span style="background:#FFE3E3">・萎びた野菜もシャキッとなる！</span>:m270:  :m034: 

<span style="background:#FFFFA4">・生のまま冷蔵庫に入れるより鮮度が長持ちする！ </span> :tikara:  

<span style="background:#C8FFFF">・食材の甘味や旨味が増す！</span> :love:  

<span style="background:#A4FFA4">・野菜だけではなく、肉や魚、果物にまで使える！</span> :m141:  :m142:  :m233:  :m274: 


<center><img alt="50%E2%84%83%E6%B4%97%E3%81%84%E5%86%99%E7%9C%9F%E2%98%86.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/50%E2%84%83%E6%B4%97%E3%81%84%E5%86%99%E7%9C%9F%E2%98%86.jpg" width="300" height="195" /></blockquote></center>

などなどいいことづくし :shock: 

その方法とは・・・

その前に、よければ応援おねがいします :m092:  :m173: ]]>
      <![CDATA[<span style="background:#FFE3E3"><span style="font-size:130%;">「50度洗い」</span></span>というものです :m051:  :m051: 

最近ＴＶや新聞にも取り上げられているので、知っている方も多いでしょうか？
名前の通り、50度のぬるま湯で食材を洗うんです :m020: 

この方法を編み出したのが
蒸気技術の専門家の平山一政氏です。
<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/hirayama.html" onclick="window.open('http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/hirayama.html','popup','width=1437,height=2049,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/hirayama-thumb.jpg" width="300" height="427" alt="" /></a>

<a href="http://www.steaming-cook.com/category/1520456.html">新聞記事はこちらにも☆</a>

ヒントは、長野県野沢温泉で行われている「お菜洗い」。
温泉で野菜を洗うとシャキシャキになるということを知ったからだそうです。

方法はとっても簡単。

<blockquote>
(1)50度のお湯(48～52度)で洗う

(2)ザルの上でしばらく乾かす
 
(3)冷蔵庫に保存

　実験結果で５日後に取り出したところ、鮮度が保たれたままであった。

(4)注）お湯の温度が43～45℃以下にならないようにする

　※43度以下は細菌を増殖るので、お湯の温度に注意

(5)注）お肉お魚は50℃洗い後、すぐ調理する

　お肉お魚は保存向きではありません。

</blockquote>
出典: <a href="http://ameblo.jp/tonchikun/entry-11233782920.html">http://ameblo.jp/tonchikun/entry-11233782920.html</a>

と、これだけでできちゃうんです。
ただ、難しいのはお湯の温度が48度～52度というたった5度の間に保たなければならないんです。。。 :m011: 
温度計は必須ですね :m172: 

でも、何故50度洗いで食材が新鮮になるでしょう :m052: 
この50度洗いの第一人者である平山一政氏のHPによると

<blockquote>実は、５０℃程度のお湯は水分子運動が盛んで、かつ、洗う野菜とお湯との間に適度な温度差がうまれるとため、野菜の筋繊維やでんぷん、たんぱく質が失った水分を瞬時に吸収できたことによる起こる現象です。又、甘味が増すのは、アミラーゼ酵素が活発に働くことに よります。 野菜についた汚れや腐敗菌などの細菌の多くは、５０℃のお湯で洗うことでも、死滅します。（ただし、O１５７などの食中毒を起こす最近は７５℃以上の加熱が必要）。 そのため、生で保存するよりも、低温のお湯で洗ってから保存したほうが長持ちすることが わかりました。</blockquote>
(出典: <a href="http://www.steaming-cook.com/">http://www.steaming-cook.com/</a> )

ということだそうです。

う～ん。。。難しい（笑）
先輩に聞いたところ

つまり、
①そもそも水分子は高温になるほど分子運動が活発化し、水分が吸収されやすくなる。

②また、高温になるほど水クラスター（分子と分子が繋がった状態）が小さくなり、(細胞の)隙間に入り込みやすくなる。

③更に、野菜が50℃という（野菜にすれば）高温なものに触れることでヒートショックが起こり、葉等の気孔が開くことで、水分が吸収されるのではないか。

④だから、瑞々しさが戻りしゃきっとする。

甘みが増す理由は大きく2つ考えられ、

1つは50℃のお湯によって活発化したアミラーゼ酵素によりでんぷんが糖質へと変化するから。これはご飯（でんぷん）を噛んでいると唾液に含まれる酵素（アミラーゼ）により甘くなる（糖質へと変化）するのと同じ。

また、50℃のお湯はアクを取り除く力にも優れており、アクが抜ける＝苦味が無くなることでより甘みを感じるようになるのではないか。

ということだそうです。なるほど！

健康な体作りには上質な野菜や穀物、果物は必要不可欠。
新鮮な野菜をバランスよく食べれば、腸内環境も改善されて免疫力もアップですね！

ほんのちょっとのこの一手間で簡単にできるので
皆さん、是非ぜひお試しください＊

ちなみに美味しい野菜を食べたいなら、私はるい農園のお野菜がオススメです :m106:  :m103:  :m021: 
今週末には楽市も行われるみたいですよ～ :m034: 
昨年の楽市の様子 :D 
<img alt="IMG_4444_convert_20110514215756.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/IMG_4444_convert_20110514215756.jpg" width="320" height="240" />

<a href="http://nouen.rui.ne.jp/">＜類農園へ＞</a>

参考URL
<a href="http://matome.naver.jp/odai/2133280042185902401"> :m169: http://matome.naver.jp/odai/2133280042185902401</a>
<a href="http://blog.livedoor.jp/gbc_irori/archives/2859222.html"> :m169: http://blog.livedoor.jp/gbc_irori/archives/2859222.html</a>
<a href=" http://headache.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_e72a.html"> :m169: http://headache.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_e72a.html</a>
<a href="http://www.aia.ne.jp/~pgj/kurasuta.html"> :m169: http://www.aia.ne.jp/~pgj/kurasuta.html</a>
<a href="http://yaplog.jp/cank/archive/921"> :m169: http://yaplog.jp/cank/archive/921</a>]]>
   </content>
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   <title>農から始まる地域の再生～新しい生産集合体をどうつくるか？①プロローグ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/05/001332.html" />
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   <published>2012-05-08T08:44:08Z</published>
   <updated>2012-05-18T16:28:08Z</updated>
   
   <summary>当ブログの「農が育む新しい教育シリーズ」では、 農は近代以降、市場原理に乗って発展してきた工業や各種サービス業とは違い、集団にとって切っても切り離せない食糧生産を担う事業 であり、かつ、その営み自体が教えてくれる自然の摂理や、共同作業を通じて得られる本源的な充足は、現在失われた教育機能の再生には不可欠ではないかと思います。 という問題意識から、農業学校の成功事例を紹介してきました。その中で、今後の様々な可能性が見えてくる一方、 地方の「農」の現場は活力が衰弱し、自力での再生は困難です。つまり、教育の再生と地域の再生は一体の課題だと捉えられます。 のように、 「地域（農村）の再生」という新たな課題が浮上してきました。さらに、地域を再生するには、それらの課題を担う人材が必要です。 :m051:  話を先に進める前に、 :m118: をポチッとお願いします。...</summary>
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      <name>member</name>
      
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         <category term="6.[農]と活力再生" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[当ブログの<a href="http://www.stat.go.jp/data/nihon/g1507.htm">「農が育む新しい教育シリーズ」</a>では、
<blockquote><span style="color:#ff3300;"><strong>農は近代以降、市場原理に乗って発展してきた工業や各種サービス業とは違い、集団にとって切っても切り離せない食糧生産を担う事業</strong></span> であり、かつ、<span style="color:#ff3300;"><strong>その営み自体が教えてくれる自然の摂理や、共同作業を通じて得られる本源的な充足は、現在失われた教育機能の再生には不可欠</strong></span>ではないかと思います。</blockquote>

という問題意識から、農業学校の成功事例を紹介してきました。その中で、今後の様々な可能性が見えてくる一方、
<blockquote>地方の「農」の現場は活力が衰弱し、自力での再生は困難です。つまり、<span style="color:#ff3300;"><strong>教育の再生と地域の再生は一体の課題</strong></span>だと捉えられます。</blockquote>
のように、<span style="color:#000080;"><strong> 「地域（農村）の再生」という新たな課題</strong></span>が浮上してきました。さらに、地域を再生するには、それらの課題を担う人材が必要です。 :m051: 

話を先に進める前に、 :m118: を<span style="font-size:130%; color:#009933;">ポチッ</span>とお願いします。]]>
      <![CDATA[<span style="font-size:130%; color:#6666ff;"><strong>●担い手が減少し、農地存続の危機にある農村の現状</strong></span>  
しかし、実際、<span style="color:#ff3300;"> 農業就業人口は戦後一貫して減少</span>し続け、特に<span style="color:#ff3300;">若年層になればなるほど、農村での居住志向が減っていき</span>、担い手がいません。さらに、<span style="color:#ff3300;">高齢化によって耕作放棄地が増え、維持が困難な農地が膨大に増えつつあります</span>。

<img alt="%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E6%95%B0.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E6%95%B0.jpg" width="352" height="228" /><img alt="%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E5%B0%B1%E8%BE%B2%E4%BA%BA%E5%8F%A3.gif" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E5%B0%B1%E8%BE%B2%E4%BA%BA%E5%8F%A3.gif" width="180" height="180" />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<span style="font-size:9px">上記グラフは<a href="http://www.stat.go.jp/data/nihon/g1507.htm">リンク</a>より引用</span>

<img alt="%E5%B1%85%E4%BD%8F%E6%84%8F%E5%90%91.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E5%B1%85%E4%BD%8F%E6%84%8F%E5%90%91.jpg" width="450" height="299" /> 


<img alt="20120508115910097_0001.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/20120508115910097_0001.jpg" width="450" height="278" />
　
　
　
<span style="font-size:130%; color:#6666ff;"><strong>●企業の参入と新規就農者は増えつつある</strong></span>　
その一方で、新しい萌芽もあります。以下のグラフで分かるように、2005年の「農業経営基盤強化促進法」の改正以降、ワタミ、モスバーガー、セブン＆アイに代表される大手企業等による農業が盛んになり、さらに<span style="color:#ff3300;"> 2009年の改正農地法施行後は、農地賃貸借による農業経営が容易になり、多様な主体による農業参入が進み、一気に倍増しています</span>。
 
<img alt="%E6%96%B0%E8%A6%8F%E5%8F%82%E5%85%A5.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E6%96%B0%E8%A6%8F%E5%8F%82%E5%85%A5.jpg" width="450" height="284" />
　
　

また、農業総人口が減る一方で、<span style="color:#ff3300;"> 若者を中心に新規就農者数は増加傾向</span>にあります。
 
<img alt="%E6%96%B0%E8%A6%8F%E5%B0%B1%E8%BE%B2%E8%80%85.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E6%96%B0%E8%A6%8F%E5%B0%B1%E8%BE%B2%E8%80%85.jpg" width="500" height="345" />

　
<span style="font-size:130%; color:#6666ff;"><strong>●女性や高齢者に対する役割期待は高い</strong></span>
さらに、農産物の加工や直売など、<span style="color:#ff3300;"> 女性の起業意識の高まり</span>、或いは、<span style="color:#ff3300;">農村の高齢者に対する役割期待なども高まっています</span>。

<img alt="20120508154328891_0001.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/20120508154328891_0001.jpg" width="147" height="184" /><img alt="%E7%94%B7%E5%A5%B3%E5%89%B2%E5%90%88.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%94%B7%E5%A5%B3%E5%89%B2%E5%90%88.jpg" width="350" height="191" />

<img alt="%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E5%BD%B9%E5%89%B2.gif" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E5%BD%B9%E5%89%B2.gif" width="450" height="257" />
<span style="font-size:9px">資料：農林水産省「地域農業・社会における高齢者の役割に関する意向調査」（平成16年度）
注：64歳以下の農業者へのアンケート結果
<a href="http://www.maff.go.jp/j/keiei/kourei/senior/s_toukei/index.html">高齢者に望む次世代の人たちへの支援のための活動（複数回答）</a>より引用</span>

　
<span style="font-size:130%; color:#6666ff;"><strong>●都市住民ほど農村の存続を期待している</strong></span>
市民農園、グリーンツーリズムなど、都市住民の間では農業体験が人気を呼んでいます。
<span style="color:#ff3300;">「農村集落の維持に関する都市住民の意向」は下のグラフにあるように、集落は守るべきという意見が圧倒的多い</span>事に驚かされます。

<img alt="%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%BD%8F%E6%B0%91%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%90%91.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%BD%8F%E6%B0%91%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%90%91.jpg" width="500" height="194" />
　
 
一体このギャップはどこから来るのでしょうか :m052: 

　
<span style="font-size:130%; color:#6666ff;"><strong>●戦後の農地改革が農業を衰退させた決定的分岐点</strong></span>
るいネットで次のような記事がありました。問題の核心はこのあたりにあるのではないかと思います。

以下<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=69483">農がもつ依存的秩序安定性に風穴を開ける可能性①</a>より引用
<blockquote>現在の農業構造を考えるうえで、戦後の昭和22年から25年までの3年間かけて行われた<span style="color:#ff3300;"><strong> ＧＨＱによる”強制的”な農地改革は重要な視点</strong></span>であると思う。

この農地改革は、<span style="color:#ff3300;"><strong>小作人を使った｢大農制農業の形態から小農制農業に移行｣する契機となったが、私はこれが現代の農業がもつ構造の決定的分岐点だったのだと思う。</strong></span>
農地改革は、地主の搾取から苦しむ小作人の貧困を和らげる施策ではあったが、農業という生産様式で見た場合には、｢小農制への転換｣という決定的な構造的問題を孕むことになったと思う。
その問題構造を思いつくままに簡単に列記すると、

①まず何と言っても農地のばら撒きは、農地の私有権意識を、一部の地主だけでなく小作人であった全ての農民にまで広げた。

②生産様式を共同体的集団様式から家族（≒個人）に転換させた。

③家族零細経営である小農制（人的労力が不足）のため、農業の効率的生産性が必要に迫られ、生産機材の変化による生産性の向上を目指さざるをえなくなる。⇒農業の工業機材の必要意識が拡大⇒都市部の工業生産拡大に寄与し、皮肉なことにこれが農業と工業の格差を広げていくことにも繋がる。

④更に、“土地私有＝農業を継続”の構造ゆえに、専業では成り立たない生産性に陥っていっても農業を継続していく（＝土地を所有しておきたい）ために兼業農家という形態に移行していく。しかし、これが都市部の工業生産の労働力確保に寄与し、さらに農村と都市（農業と工業）の格差を付けていくという皮肉を生んでいく。

⑤農民の殆どが零細ながらも農地を私有する小農制は、土地の共有化（→村落の共同体化や農業法人化や企業的農業、etc）とは逆ベクトルで、全ての農業改革が土地私有の呪縛から抜け出せなく足枷になる。</blockquote>


<span style="font-size:130%; color:#6666ff;"><strong>●地域（農村）の再生とは、課題共有の場づくりと、新しい生産集合体をつくっていくことから始まる</strong></span>
以下<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=69682">課題共有の場作りが求められる。</a>より引用
<blockquote>現在、<span style="color:#ff3300;"><strong> 最も問題なのは、多くの地域、集落で、まともに課題共有する場がない</strong></span>ことです。したがって、新しい方向へなかなか収束して行っていない。
従来からの寄り合いは、共同体的な色彩も多少残しているものの、結局のところ、私有制に基づく利害の調整が主でした。
集落営農にしても、そこの部分を温存して形だけ営農組織体にしても、事業という視点も、都市や他業種との協働という発想もほとんどなく、補助金を受けて、機械や施設を整えても、補助金が切れ、機械の更新時期を迎える頃には、経営的に破綻しているというのが多くの事例でした。
<span style="color:#ff3300;"><strong>今、求められているのは、各農家の利益をどう確保するかではなく、地域、集落として、現在の社会の中で、どう活性化していくかという課題を共有する場です</strong></span>。</blockquote>


つまり、<span style="color:#000080;"><strong>農村の活性化を阻んでいると思われる問題と課題は</strong></span>

<span style="color:#000080;"><strong>  :m282: ①戦後の民主化に伴う農地改革により自作農土地所有制を維持、或いは農協（政府）の零細農家保護による、村落の共同体化≒農業法人化或いは企業農業者との共同経営化、他業種との連携が遅れている。</strong></span>

<span style="color:#000080;"><strong> :m282: ②貸農園の人気、グリーンツーリズムなどへの積極的参加など、都市住民の側は、営農或いは農村の活性化期待が高まっているが、農村との間でお互いが課題共有する場がない。</strong></span>

<span style="color:#000080;"><strong> :m282: ③農産物加工や販売方面での女性の起業意識が高いのに対し、就農人口は減り続け、ミスマッチを起こしている。</strong></span>

<span style="color:#000080;"><strong> :m282: ④高齢者への役割期待は高いが、能力をうまく引き出せていない、或いは引き出す場がない。</strong></span>

<span style="color:#000080;"><strong> :m282: ⑤農村集落の維持期待は高いが、それらを維持する組織（寄合）が機能していない。または、高齢化し、リーダー的存在が不在</strong></span>
　

そこで、今回は以上の問題意識に沿って、<span style="color:#6666ff;"><strong> 「農から始まる地域の再生～新しい生産集合体をどうつくるか？」というテーマでシリーズ記事を書いていきたいと思います</strong></span>。 :m300: 

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   <title>【コラム】『地域通貨』で農村を活性化する！～米本位制を実現する「おむすび通貨」の事例～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/05/001328.html" />
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   <published>2012-05-05T09:30:13Z</published>
   <updated>2012-05-18T16:30:39Z</updated>
   
   <summary>多くの農村で地域活性化が取り組まれていますが、愛知県に「米本位制」を取り入れた新しい通貨システムを作り、地域活性化に取り組んでいる農村があります。今回は、この地域通貨『おむすび通貨』について紹介したいと思います。 　 おむすび通貨を取り入れているのは、同じ河川流域である愛知県豊田市・田原市・岡崎市などの提携農家や提携店舗です。おむすび通貨の発行は「物々交換局」という任意協会（提携農家さんたちによる組合）によって行われています。 　 　 この地域通貨は、どのような仕組みで行われており、どのようにして活性化につながっているのでしょうか :m052: その背景を、ご紹介します :m034:  　 続きを読む前に、ポチッとお願いします。...</summary>
   <author>
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   </author>
         <category term="6.[農]と活力再生" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[多くの農村で地域活性化が取り組まれていますが、愛知県に「<span style="color:#ff3300;"><strong>米本位制</strong></span>」を取り入れた新しい通貨システムを作り、地域活性化に取り組んでいる農村があります。今回は、この<span style="color:#ff3300;"><strong>地域通貨『おむすび通貨』</strong></span>について紹介したいと思います。
<img alt="gazou1.png" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou1.png" width="200" height="102" /><a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou2.html" onclick="window.open('http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou2.html','popup','width=1920,height=1421,scrollbars=yes,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou2-thumb.jpg" width="200" height="148" alt="" /></a>
　
おむすび通貨を取り入れているのは、同じ河川流域である愛知県豊田市・田原市・岡崎市などの提携農家や提携店舗です。おむすび通貨の発行は「物々交換局」という任意協会（提携農家さんたちによる組合）によって行われています。
　
　
この地域通貨は、どのような仕組みで行われており、どのようにして活性化につながっているのでしょうか :m052: その背景を、ご紹介します :m034: 
　
続きを読む前に、ポチッとお願いします。]]>
      <![CDATA[<span style="color:#000080;"><span style="font-size:120%;"><strong>■おむすび通貨の出発点は、「お米の価値を見直したい」という想いから</strong></span></span>
<img alt="gazou3.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou3.jpg" width="200" height="133" ALIGN="right" />このおむすび通貨のリーダーを勤めている吉田さんは、
「お米を育てるのってすごく大変なんだよね。…でも、できたお米を農協にもっていくとすごく安い。」
「もちろんお米をつくっている農家さんのためっていうのもあるけど、<span style="color:#ff3300;"><strong>お米の価値を見直してほしい</strong></span>っていう思いもあるんだ。日本で昔から食べられてきたお米って「日本人の命のみなもと」だっておもうから。」（『<a href="http://move-news.com/?p=550">地域通貨ってなに？（後半）</a>』引用）
　
という、お米の価値を見直したいという想いから、<span style="color:#ff3300;"><strong>お米を担保（同じ価値のお米によって保証）とし、適正な価格で米を販売できるシステム</strong></span>を作り出したそうです。
　
同時に、このおむすび通貨は、<span style="color:#ff3300;"><strong>地域の小売店舗のみで使用できる通貨</strong></span>（大型スーパーなどでは使用できない）とすることで、<span style="color:#ff3300;"><strong>地域活性化</strong></span>につなげようと考えているそうです。


<span style="color:#000080;"><span style="font-size:120%;"><strong>■おむすび通貨とは？～お米を担保とした通貨～</strong></span></span>
<img alt="gazou4.gif" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou4.gif" width="200" height="150" ALIGN="right" />おむすび通貨は、共通商品券として、<span style="color:#ff3300;"><strong>提携されている店舗での支払い</strong></span>に使用することができます。
　
おむすび通貨一枚（１むすび）は、<span style="color:#ff3300;"><strong>有機・無農薬の玄米６５g分</strong></span>、特別栽培（低農薬の）玄米１００g分の価値があり、これを担保とした通貨です。
　
有効期間内は通貨として使用し、有効期間終了後のおむすび通貨は、地域のお米と交換して清算できます。なお、おむすび通貨は、提携店舗での支払いやお米の交換できますが、<span style="color:#ff3300;"><strong>換金はできません</strong></span>。これが、おむすび通貨の最大の特徴です。
　
そのため、<span style="color:#ff3300;"><strong>お米として食べる分以上のおむすび通貨を貯め込んでも仕方が無いため，提携店は同じ地域内の他の提携店でおむすび通貨を使います。</strong></span>こうして、提携店・提携農家はおむすび通貨が循環することによって「<span style="color:#ff3300;"><strong>むすび合う（活性化しあう）</strong></span>」ことを可能にしています。
　
　
<span style="color:#000080;"><span style="font-size:120%;"><strong>■おむすび通貨の仕組み</strong></span></span>
<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou5.html" onclick="window.open('http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou5.html','popup','width=590,height=835,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou5-thumb.gif" width="200" height="283" alt="" ALIGN="right" /></a><strong>１．おむすび通貨を手に入れる</strong>
私たち消費者が、おむすび通貨を手に入れるには２つの方法があります。
１つは物々交換局にておむすび通貨を購入する方法です。例えば<span style="color:#ff3300;"><strong>通貨500円分を購入</strong></span>しこれを提携店で使用すると、<span style="color:#ff3300;"><strong>約580円分（1.16倍）の価値</strong></span>があるようです。
これは、通貨の裏側に広告欄があり、企業広告<span style="color:#ff3300;"><strong>スポンサー料</strong></span>が上乗せされるためです。これなら、通貨を手に入れたくなりますね♪

もう１つは、提携農家が開催する農業体験への参加や、廃油回収などの<span style="color:#ff3300;"><strong>対価</strong></span>として手に入れることができます。お手伝いしたり、貢献することで<span style="color:#ff3300;"><strong>評価</strong></span>がもらえると、もっと頑張ろうと思えますね♪

<strong>２．おむすび通貨を使う</strong>
おむすび通貨を手に入れると、<span style="color:#ff3300;"><strong>提携している約70店舗</strong></span>にて利用することができます。利用上限が設定されていることもあるので、<span style="color:#ff3300;"><strong>通常のお金とセットで利用できる</strong></span>ようです。

<strong>３．おむすび通貨を清算する</strong>
お金として使わなかったおむすび通貨は、<span style="color:#ff3300;"><strong>地元のお米と清算</strong></span>することができます。一般の人は、有効期限終了後に清算イベント会場でお米に清算できます。

<strong>４．農家の人は、労力・エネルギーと交換</strong>
<span style="color:#ff3300;"><strong>提携農家</strong></span>の人は、おむすび通貨を使ってボランティア企画を行い<span style="color:#ff3300;"><strong>労力を確保</strong></span>できたり、<span style="color:#ff3300;"><strong>燃料と交換</strong></span>することができます。
　
　
<span style="color:#000080;"><span style="font-size:120%;"><strong>■循環システムと等価交換が、地域通貨の基盤</strong></span></span>
以上のような仕組みで取り組まれている「おむすび通貨」ですが、この通貨の特徴は、
<blockquote>①お金が地域内で<span style="color:#ff3300;"><strong>循環</strong></span>していること。
　（地域振興券や図書券のように、一方通行の利用ではない）
②<span style="color:#ff3300;"><strong>お米を担保</strong></span>とした通貨（お米本位制：通貨の価値が、同じ価値のお米によって保証）。
③<span style="color:#ff3300;"><strong>有効期限</strong></span>が定められており、お米と<span style="color:#ff3300;"><strong>等価交換</strong></span>されること。
　（ストックすることが不可で、当然、利子が発生しない）</blockquote>
<span style="color:#000080;"><strong>この３つの特徴から、常に、ある一定の期間で「商品⇔通貨⇔お米」の等価交換が行われる仕組みがつくられています。その結果、通貨は常に循環し続け、かつ、お米に変換され続けることになります。
　
この結果、提携店舗の方は、おむすび通貨を使用してくれる人が増えることで、お店の活性化につながります。提携農家の方は、適正価格でお米を販売することができるため、安心して生産することができます♪</strong></span>
　
　
<img alt="gazou6.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou6.jpg" width="200" height="253" ALIGN="right" />実は、この通貨システムは1900年初期に<span style="color:#ff3300;"><strong>シルビオ・ゲゼル</strong></span>という、資本主義の問題点を指摘し、「循環し続ける通貨の仕組み」を実現した経済学者の理論に基づいて構築されています。
参考：『<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=190556">忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル①</a>』
　　　『<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=190558">忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル②</a>』
　
※資本主義、つまり、私たちが<span style="color:#ff3300;"><strong>通常使用しているお金</strong></span>は「貯金すると利子がつく」「使いたいときだけ使う」という特徴があります。
このシステムだと、貯金によって通貨が循環しなかったり、お金をたくさん持っている人が利子・投機によって儲けるなど、<span style="color:#ff3300;"><strong>利益第一（お金優位）の社会</strong></span>となることをゲゼルは見抜いていたのです。
　
　
<span style="color:#000080;"><span style="font-size:120%;"><strong>■地域活性化の出発点は、新しい評価（価値）を形成することから</strong></span></span>
最後に、これら「おむすび通貨」システムを通じて、学べる点をまとめたいと思います。
　
おむすび通貨は「お米の価値を見直したい」「地域を活性化したい」という地域の中に潜んでいる価値を再考することからスタートしています。
　
<strong>では、そもそも農業・農作物の本来の価値が見えにくくなったのは、なぜでしょうか :m052: </strong>
　　　
<img alt="gazou7.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou7.jpg" width="150" height="126" ALIGN="right" />それは、「<span style="color:#ff3300;"><strong>市場原理</strong></span>の中に、農業や農産物流通が組み込まれた」からだと考えられます。
市場原理の基本構造は、「<span style="color:#ff3300;"><strong>物の価値に幻想を付加することで、価値を引き上げて利益を生む構造</strong></span>」です。また、物的生産において多くの利益を生むためには<span style="color:#ff3300;"><strong>大量生産・大量消費</strong></span>が条件となります。
　
しかし、農業は日常に密接であることから幻想価値は生まれにくく、かつ、集団が解体され個人農家が中心の日本の農業は大量生産を行いにくい構造にありました。
戦後以降、農業は<span style="color:#ff3300;"><strong>市場原理と相反した構造でありながらも、歴史的に組み込まれてしまった</strong></span>ことに大きな原因があります。
　
この観点から、<span style="color:#ff3300;"><strong>農業再興・地域活性化を進めていくためには、「本来の農業の価値とは？」「農産物の価値とは？」「田・畑の価値とは？」を地域全体で評価し直し、共有</strong></span>していく必要があります。
　
そして、<span style="color:#ff3300;"><strong>その地域評価に基づいた価値の上に、市場原理からは切り離された新たな生産・流通システムを構築</strong></span>していく必要があるのでしょう。
<img alt="gazou8.JPG" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/gazou8.JPG" width="260" height="174" ALIGN="center" />
<span style="color:#000080;"><strong>2009年のリーマンショックに始まり、世界経済・市場社会はその根底から大転換し始めています。このような大転換期にあって、私たちの生きる場を自ら作っていくためには、このような根本的な原因に遡って答えを探していく必要があります。
今回事例の経済・通貨システムに限らず、歴史的に先人たちの成功体験が蓄積されてきた「農業」を取り巻く基本構造を見直し、現在の既存システムを見直す時期に来ているのではないでしょうか。</strong></span>
　
参考：『<a href="http://www.f-money.com/">おむすび通貨　ＨＰ</a>』
　　　『<a href="http://move-news.com/?p=327">地域通貨ってなに？（前半）</a>』
　　　『<a href="http://move-news.com/?p=550">地域通貨ってなに？（後半）</a>』]]>
   </content>
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   <title>【ニュース】次代に引き継ぎたい農業～地域で作る学校</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/05/001331.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1331</id>
   
   <published>2012-05-03T09:50:03Z</published>
   <updated>2012-05-18T16:32:51Z</updated>
   
   <summary>今回は、先日の記事「農業の活性事業を担う指導層が、若者に伝えるべきもの（リンク）」にも繋がる、次代に引き継ぎたい農業のニュースを紹介します☆ 先日の記事に紹介してある、以下の昔の集団生産のありようには、たくさんの集団統合の方法や集団での食糧自給の知恵が詰まっていそうです。 漁場や漁法や漁具は網元が代々保全、改良伝承するとしても、協業作業で仕込みがなされ、朝夕操業が繰り返される集団的生産関係であった。厳しい自然圧力を皆で同一視し、大謀を頭に集団の役割分担と能力序列は皆衆の前で自明であり、それはガキの頃からの仲間遊びを介した評価序列や集落内の現在評価とが繋がるものでもあった。 子供のときから、どのような集団にいるのかが、とても大切であることが伝わってきますね。 昔のような生産集団は崩壊した現代ですが、子供時代多くの時間を過ごす学校が、農業を取り入れている事例を紹介します :m033:   :m121: １学校１農園を実現している喜多方市小学校 平成18年、国の構造改革特別区域として内閣総理大臣より喜多方市小学校農業教育特区の認定を受け、小学校に全国初の教科としての「喜多方市小学校農業科」を設置されました。平成23年、農業科設置校は１８校となり、喜多方市内すべての小学校で、農業の時間が取り入れられています。 喜多方市の農業の特色等をまとめた農業科副読本 各学校によって、取り組みの違いが少しずつあり、豊作を願って短冊を貼った山車を、田んぼに入ってみんなで担ぐ「どろんこ祭り」や地域のお年寄りへ作物をプレゼント、農業高校との交流など、イベントも様々です。 初の農業科設置校のひとつである熱塩小では平成23年から「心を耕すファームステイ」として地元の農家の家に行って、畑仕事のお手伝いをしました。農家の方々のお話を聞いたり、牛や鶏にえさをあげたりしました。地域の方々との交流が子供達の心も育てます。 参考：喜多方市ＨＰ 喜多方市の豊かな自然に、小学生時代からすべての子供たちが関わるような取り組みを行っている点で、全国では画期的な取り組みです。農業科を取り入れて4～5年経つ小学校では、地元の方たちとの関わりを広げていっている小学校の事例は、目立ちます :m146:  また、義務教育以外でもＪＡや市民による土日のみの企画：農業小学校は多く行われています。  続きが気になる方は、ポちっと↓ランキング応援お願いします :m162:   ...</summary>
   <author>
      <name>megu3</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[今回は、先日の記事「農業の活性事業を担う指導層が、若者に伝えるべきもの（<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2012/05/001330.html#more">リンク</a>）」にも繋がる、次代に引き継ぎたい農業のニュースを紹介します☆


先日の記事に紹介してある、以下の昔の集団生産のありようには、たくさんの集団統合の方法や集団での食糧自給の知恵が詰まっていそうです。

<blockquote>漁場や漁法や漁具は網元が代々保全、改良伝承するとしても、協業作業で仕込みがなされ、朝夕操業が繰り返される集団的生産関係であった。厳しい自然圧力を皆で同一視し、大謀を頭に集団の役割分担と能力序列は皆衆の前で自明であり、それはガキの頃からの仲間遊びを介した評価序列や集落内の現在評価とが繋がるものでもあった。</blockquote>


子供のときから、どのような集団にいるのかが、とても大切であることが伝わってきますね。
昔のような生産集団は崩壊した現代ですが、子供時代多くの時間を過ごす学校が、農業を取り入れている事例を紹介します :m033: 

<center><img alt="23atsu01.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/23atsu01.jpg" width="320" height="240" /></center>


<blockquote><strong> :m121: １学校１農園を実現している喜多方市小学校</strong>
平成18年、国の構造改革特別区域として内閣総理大臣より喜多方市小学校農業教育特区の認定を受け、小学校に全国初の教科としての「喜多方市小学校農業科」を設置されました。平成23年、農業科設置校は１８校となり、<span style="background:#FFFFA4">喜多方市内すべての小学校で、農業の時間が取り入れられています。</span>

<center><img alt="%E7%84%A1%E9%A1%8C.bmp" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%84%A1%E9%A1%8C.bmp" width="224" height="263" /><br>喜多方市の農業の特色等をまとめた農業科副読本</center>

各学校によって、取り組みの違いが少しずつあり、豊作を願って短冊を貼った山車を、田んぼに入ってみんなで担ぐ「どろんこ祭り」や地域のお年寄りへ作物をプレゼント、農業高校との交流など、イベントも様々です。

初の農業科設置校のひとつである熱塩小では平成23年から「心を耕すファームステイ」として地元の農家の家に行って、畑仕事のお手伝いをしました。農家の方々のお話を聞いたり、牛や鶏にえさをあげたりしました。<span style="background:#FFFFA4">地域の方々との交流が子供達の心も育てます。</span>
参考：<a href="http://www.city.kitakata.fukushima.jp/shimin/gyosei/14902/14980/18176/index.html">喜多方市ＨＰ</a></blockquote>

喜多方市の豊かな自然に、小学生時代からすべての子供たちが関わるような取り組みを行っている点で、全国では画期的な取り組みです。農業科を取り入れて4～5年経つ小学校では、地元の方たちとの関わりを広げていっている小学校の事例は、目立ちます :m146: 

また、義務教育以外でもＪＡや市民による土日のみの企画：農業小学校は多く行われています。

 <span style="color:#800080;">続きが気になる方は、ポちっと↓ランキング応援お願いします :m162: </span>  ]]>
      <![CDATA[<blockquote><strong> :m122: ＪＡが地域農家と小学校をつなげた荒城（あらき）農業小学校</strong><br>
飛騨地域の小学児童を対象にした長期体験企画「荒城農業小学校」の入学式が行われた。今年で11年目を迎える同企画は、飛騨地域に住む小学1年～6年の子どもたちが、<span style="background:#FFFFA4">地元で農林業を営むおじいちゃん･おばあちゃんを「農家先生」として講師に招き、1年間かけて実際の農業や里山暮らしを体験学習するというもの</span>。（昨年度に引き続き入学した児童31人に新たに48人が加わり、総勢79人の児童となった。）
（中略）
<center><a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/0507.bmp"><img alt="0507.bmp" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/0507-thumb.bmp" width="490" height="248" /></a></center>

今後、児童は月1～2回週末に行われる授業日に集まり、「野菜」「花」「稲」の作付けや収穫作業、自分たちで作った農産物の販売を行うほか、勾玉（まがたま）作り、しめ縄作り、豆腐作り、みそ作りなど様々な体験を行う。

　同校農場長の道上清秋さんは「子どもたちが農業に興味をもってくれる事だけでも非常に心強い。欲もなく遊び感覚でのびのびと楽しみながら（農作業を）やっている姿は見ていて心が洗われる。大人になったとき、きっと大きな財産になってくれることと思う」と期待を寄せる。
引用先：<a href="http://hida.keizai.biz/headline/170/">飛騨経済新聞</a></blockquote>

荒城農業小学校では、ファンがボランティアで手伝いをしてくれたり、卒業していった中学生が関わってきてくれるなど、つながりが増えているそうです。地域のおじいちゃん・おばあちゃんを「農家先生 :m146: 」と慕っているのも素敵ですね :m033: 


<blockquote><strong> :m123: 市民と市が協力して、つくりあげた財光寺農業小学校</strong>
・日向市財光寺地区は、日向市の中東部に位置し、都市地域と農村地域が混在する地区である。移り住んでくる人も多いため、地域コミュニティが希薄になりつつある地区である。
・この地区に住む元小学校長の二見順雄氏は、農業従事者の高齢化、遊休農地の増加という課題を抱える地区において、<u>食や農に関心が薄く「野菜はスーパーで買うものだ」と思っている子どもたち</u>に、農業体験を通じて学ぶ食育の機会を作る為、農業小学校を設立した。
・平成20年４月、発起メンバーに支援スタッフを加えた10名（平均年齢68歳）で、地域の子どもたちに農業体験を通して自然の仕組み・農業の役割・農業者への畏敬の念を教えるとともに、自ら土地に触れ、汗を流して生産し、収穫する喜びを実感させることで思いやりや優しさの情操を養うことを目的として、「財光寺農業小学校」を開校。 （市民提案型の補助金「日向市市民まちづくり支援事業」において支援されている。 ）
<center></center>
・農業に対する感謝を培うために、収穫した野菜の第１号（初穂）は、ご先祖様（神仏）に供えることに加え、苦手な野菜を育てることを入校条件としている。
・<span style="background:#FFFFA4">子どもたちは、管理日誌をつけながら、農園で土づくりから野菜の収穫までのすべての農作業に取り組んでいる。基本的には、自分で責任を持って育てることとなっており、スタッフ（先生）は子どもたちの活動を見守っている。</span>引用先：<a href="http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/1_all/jirei/2011_shinia/tokusyu/10.htm">リンク</a> 

都市と農村を繋げ、今では他地区からも問い合わせがきたり、県外から見学に来るなど観光的な場所にもなっているそうです。そんな財光寺農業小学校・二見校長の今後の展望もとても素敵なので、紹介します :m033: 
<blockquote>この農業小学校は、子どもたちに農業の大切さを教えるだけでなく、人としての成長の場であり、いつも笑顔で見守ってくれる大人に囲まれながら楽しく活動できる子どもの「居場所」である。ここでの経験は、子どもたちの成長に大いに役立つものと期待されている。土地の拡大には限度があるため、改良を重ねながら継続していくことが必要であると考えている。
　また、現在参加している若い保護者が、子どもの喜ぶ姿を目にしながら、要領を覚え、シニア世代から学んだことを次の世代に教えていく流れが構築され、自然な形で継続されることを期待している。</blockquote></blockquote>

小・中学校時代から、地域のたくさんの大人と関わり、食に関すること、集団で生産を行うということを自然と学べる農業学校。この動きを促進していくことで、日々の食に対する観点もがらりと変わっていき、これまで受け継がれてきた、集団生産の知恵が受け継がれてゆくのではないでしょうか。
]]>
   </content>
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   <title>【コラム】　農業の活性事業を担う指導層が、若者に伝えるべきもの</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/05/001330.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1330</id>
   
   <published>2012-05-01T11:59:27Z</published>
   <updated>2012-05-18T16:35:10Z</updated>
   
   <summary>　 日本の農業のこれらからを考えた場合、指導者は若者たちに何を伝え、若者たちは指導者から何を受け取るべきなのでしょう。 　 画像はこちらからお借りしました 　 農業の技術やノウハウ？収益の上げ方？最先端の農薬や合成肥料による効率化？ いえいえ。 もっと大切な事があるはずです。 　 今回は、その大切な事を「るいネット」からご紹介したいと思います :m146: 　  続きが気になる方は、ポちっと↓ランキング応援お願いします :m162:   ...</summary>
   <author>
      <name>kasahara</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[　
<span style="color:#000080;">日本の農業のこれらからを考えた場合、指導者は若者たちに何を伝え、若者たちは指導者から何を受け取るべきなのでしょう。</span>
　
<img alt="%E9%95%B7%E8%80%81.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E9%95%B7%E8%80%81.jpg" width="600" height="233" /><span style="color:#000080;"><span style="font-size:60%;"><a href="http://www.tonkori.com/oki_interview/">
画像はこちらからお借りしました</a></span></span>
　
農業の技術やノウハウ？収益の上げ方？最先端の農薬や合成肥料による効率化？

いえいえ。

もっと大切な事があるはずです。



　
今回は、その大切な事を<a href="http://www.rui.jp/">「るいネット」</a>からご紹介したいと思います :m146: 　


 <span style="color:#800080;">続きが気になる方は、ポちっと↓ランキング応援お願いします :m162: </span>  ]]>
      <![CDATA[<blockquote><a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=68730">　
農業の活性事業を担う指導層から、若者に発信するとき</a>。阿部紘　<span style="color:#FFAE35;">＜るいネットより＞</span>　

 
　
<span style="font-size:120%;">私は農業社会の生活実感がないが、親父の生家が代々の大謀式大網の漁村だったので、定置網漁を中心にした日本の伝統的漁村の空気は記憶として残っている。　

大網漁(百人ほどで操業する)が主体の漁村集落は外の世界の受容性が高く、外界の情報や専門職人衆をよく受け入れ、近年でも学校に赴任する先生など都市からの転勤族には集落を挙げて実にこまめな支援をしていた。生産関係や婚姻様式は氏族社会の様相が濃いけれど、縄文的な受容精神と同化の度量を持ち合わせていた。
 

　漁場の海域は勝手に線を引いて、私有権を宣言するのは不可能である(近年、200海里の経済水域等が私権国家により宣言されているが)。回遊する漁業資源の採取漁労は、仕掛の網に入るのも、釣り針を咥え込むのも海流や魚の選択任せであり、科学技術を駆使した機械化が確立するまでトロール漁法のような一網打尽は有り得なかった。　

然し、資源が豊かだった夏の最盛期には、小錦のような黒マグロが一網で数百本入ることが稀ではなかった。</span>　

<img alt="teichiami.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/teichiami.jpg" width="400" height="320" />

　
<span style="font-size:120%;">漁場や漁法や漁具は網元が代々保全、改良伝承するとしても、協業作業で仕込みがなされ、朝夕操業が繰り返される集団的生産関係であった。厳しい自然圧力を皆で同一視し、大謀を頭に集団の役割分担と能力序列は皆衆の前で自明であり、それはガキの頃からの仲間遊びを介した評価序列や集落内の現在評価とが繋がるものでもあった。

　然しこの集落組織と集団的生産関係は1960年代末で衰弱し、市場時代に生き長らえる事が出来なかった。網元から協同組合の漁協に変わっても集団的漁法は略消滅し、現在再生不能と思われる。漁村に残るのは一人船主の漁法となってしまっている。


　農業は田畑私有と家族単位の生産が漁業とは違う。そうである故、疲弊しながらも市場時代に生き残ってきたとも云えるのではないか。農業生産の再生にも農村集落の活力再生が不可欠である事は変わらない。　

貧困が克服されて序列秩序が崩壊し、若者達の意識を先頭に、市場第一の潮流が崩壊し始めた。バブルが崩壊して15年が過ぎ、市場第一の熱が冷めてみれば、都市や市場社会に拘らない生活の肯定視観は、都市育ちの若者の心の中に容易に浸透可能だ。狂気と毒気の沙汰の都市と市場に育った若者達の側では、就農定住の農村回帰を肯定視出来る潜在思念が実現されていると考えられる。
　
　新しい担い手として期待される若者像を、農村集落の活性事業に信念をかける指導層から都市に向けて発信(認識内容)し、彼らの潜在思念を顕在化させる課題が残されているだけではなかろうか。</span></blockquote>　　

<span style="font-size:120%;"><span style="color:#000080;">市場第一の潮流が崩壊し、みんなの潜在思念が顕在化をはじめた今。</span><span>

　
本当の活力ある生産の在り方や集団の在り方。生活の在り方が求められています。それは、どの領域の生産集団であっても同じでしょう。そして、バブル以降に都会で生まれ育った市場第一から脱した若者たちは、心の深いところで活力や充足のある生産者となるべく、探索し試行錯誤を始めています。しかし、強く求めている彼らには、強い欠乏とは対象的に、充足イメージたる「社会が市場第一になる前の生活体験」がありません。

　
日本の社会が市場第一となる前の生産の在り方や充足のあり方を、身をもって知っているのは、実は今の指導者層や年配者だけなのです。若者が知りたいのは、市場第一の方法論や個人の私権的な自慢話などではありません。活力ある集団の一員としての生産生活とは、いったいどのようなものなのか？どのように営まれていたのか？なのです。　


<span style="color:#CC6600;">だからこそ、指導者層や年配者が若者に伝えるべきものは、市場第一という価値観に染まった熱に浮かれた時代の方法論や組織論ではなく、それ以前に自身が子供の頃に体験し獲得した、混ざり気のない本当の活力源と充足関係の在り方＝充足構造・方法論を自覚・抽出し、私権充足と明確に選別し、伝える事なのだと思います。</span>　

</span><img alt="%E6%B5%B7%E8%BE%BA.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E6%B5%B7%E8%BE%BA.jpg" width="600" height="400" />


<span style="color:#800080;"><strong><span style="font-size:110%;">今の若者が望んでいるものは、指導者層が忘れてきたものでもあるのです。指導者層や年配者が、それを思い出し、実感を込めて伝えることで、若者の欠乏との接点（＝同化）が生まれ、若者の欠乏はより顕在化し、行動力が加速し、指導者層や年配者への学びの姿勢と感謝の気持ちが強まってゆくのではないでしょうか :m146: </span></strong></span>

　

<参考投稿＞<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=69486">【私有権→利用権】 が農村の閉鎖性を突破する</a>

<参考投稿＞<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=68360">みんなにとって必要な「農業・農村のあり方」を考える</a>

<参考投稿＞<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=69483">農がもつ依存的秩序安定性に風穴を開ける可能性① </a>　 
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   </content>
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   <title>農から始まる日本の再生シリーズ～先人に学ぶ食の有り様＜芋類＞</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/04/001327.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1327</id>
   
   <published>2012-04-14T05:04:16Z</published>
   <updated>2012-04-16T16:20:01Z</updated>
   
   <summary>本シリーズでは、 &gt;今後経済破局を迎えた際に世界経済が崩壊し食料輸入が停止する事を想定し、輸入がストップした際に日本では何を食べるのか？何を生産すれば良いか？のを考えていく事が重要 さらに世界へ視点を広げてみると、戦争時の食糧危機や自然災害時に人々の命綱となってきた救荒作物として、イモ類の存在があります（リンク）。今回は、イモ類の食の歴史を見ていく中で、先人の食に対する追求を学んでいきたいと思います。 ...</summary>
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      <name>megu3</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[本シリーズでは、
>今後経済破局を迎えた際に世界経済が崩壊し食料輸入が停止する事を想定し、輸入がストップした際に<u>日本では何を食べるのか？</u><u>何を生産すれば良いか？</u>のを考えていく事が重要<だと考え、保存食・白米・雑穀と日本の食の歴史を追求してきました。

<center><img alt="ジャガイモの花" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/jm070-10.jpg" width="245" height="150" /></center>

さらに世界へ視点を広げてみると、戦争時の食糧危機や自然災害時に人々の命綱となってきた救荒作物として、イモ類の存在があります（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=207863">リンク</a>）。今回は、イモ類の食の歴史を見ていく中で、先人の食に対する追求を学んでいきたいと思います。


]]>
      <![CDATA[<strong>１．救荒作物として注目されたイモ類の特徴</strong>

戦争中の食糧危機時や自然災害時に、イモ類が注目されたのは、イモ類のその特徴にあります。この章では、イモ類の特徴について、みていきます。

食糧危機時には、まず「いかに食を確保するか」、「限られた食べ物からいかに栄養を取れるか」が課題となります。イモ類はその２つの突破口として優れていました。

<blockquote>芋は澱粉質などの糖質を多く含み栄養価も高いことから、世界には芋を主食としている地域が多数あります。ジャガイモやサツマイモは、痩せた土地でも耕作が出来ることから、世界各地に広がっています。 そして広い地域で様々な品種の芋が栽培されており、多くの飢餓を回避してきました。 

芋はその進化の過程で種子による子孫繁栄よりも、地下茎による同一個体の複製を目指した植物で、無性生殖で短期間に多くの収量を得ることができます。
参照:<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%8B">リンク</a></blockquote>

生育が早く、短期間に多くの収量が得られること。そして、でんぷんが多く、栄養価が高いことは、食糧危機時に注目されました。
また、食糧危機時に突然野菜を作ろうとしても、栽培する手間と時間がかかります。また土壌に問題があればすぐに作ることが出来ません。しかし、イモ類は栄養が少ない痩せた土地でも、よく育ったため、さらに食糧危機などの非常時に適していたのです。

日本では、サツマイモがひとつの特徴によって、戦時中に学校の校庭に植えられるなど、緊急時の食の確保に救荒作物として広まった歴史があります。

<center><img alt="b10_1_01.gif" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/b10_1_01.gif" width="365" height="176" /></center>

<blockquote>サツマイモは、根 (ときに茎や葉) の中に窒素固定能をもった細菌が生育していることが最近になって知られてきた。このような細菌はエンドファイト窒素固定細菌 (N2-fixing endophyte) とよばれている。エンドファイト窒素固定細菌としては Acetobacter, Azospirillum (α-プロテオバクテリア), Alcaligenes (β-プロテオバクテリア) などが知られ、植物の細胞間隙や導管内に生育している。これらの細菌の存在は植物体の高成長をもたらす。
というのも、植物の必要とする無機養分の多くは、土壌の母岩中に含まれているが、窒素はほとんど含まれていない。植物が利用する窒素の多くは、微生物により空気中の窒 素分子が固定 (窒素固定) されたものに起源をもつ。サツマイモは植物体自身が窒素固定細菌を成育して、成長に必要な養分を得ている。  
参照：<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%8B">リンク</a>・<a href="http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/L2/220430.htm">リンク</a></blockquote>

サツマイモは、上記のような特徴と干ばつに強くて収量が多く、我が国に多い火山灰性の土壌にも適していたため、関東以南では、多く広まったようです。また、ジャガイモも寒冷地で育ち冷害に強い点から、中部・北海道に広まりました。イモ類は、栄養確保に重宝されていたようです。

これらの特徴をまとめると、
<span style="background:#A4FFA4"> :m121: でんぷんが多く栄養価が高い
 :m122: 生育が早く、短期間(最短4ヶ月)に多くの収量が得られる
 :m123: 痩せた土地でも育つ</span>
その他に、土の中にできるため風や雨に強い、栽培時の手間がかからない等、様々な点から注目されたのです。

しかし、イモ類が万能だったというわけではなく、連作障害もあり、<span style="background:#A4FFA4">あくまで色んな食物とバランスよく栽培していくことが必要であることは、昔も現在も変わっていません。</span>

<blockquote>芋は地下茎による同一個体の複製する、無性生殖を行います。しかし、この無性生殖によって単一品種のみが栽培された場合には特定の植物固有の病気が蔓延しやすくなる傾向（連作障害）もあり、ジャガイモ飢饉のように逆に飢饉を発生させた例も存在しました。
参照：<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%8B">リンク</a></blockquote>
日本では、非常時の作物という印象も強いですね。
次の章では、日本でのイモ類の普及の歴史についてまとめていきます。


<strong>２．イモ類の普及の歴史</strong>
日本のイモ類の歴史は長く、古くは里芋が縄文時代には既に伝来していたようです。里芋も、農民の重要な救荒作物として、ずっと栽培されてきています。
<blockquote>
・江戸時代の『大和本草』には「湿地を好む。山中の農多く植えて糧として飢えを助けて甚民用に利あり」とあり、里芋が重要な救荒作物であったことを示している。
</blockquote>

また、日本の大きな食糧危機の歴史として、西日本で虫害が原因で発生した「享保の大飢饉」、浅間山の大噴火とその噴煙による「天明の大飢饉」、長雨と冷害により発生した「天保の大飢饉」や、第二次大戦中・戦後の食糧難時代がありますが、その時期に救荒作物として注目されたサツマイモとジャガイモの普及の歴史が多く残っています。当時、これらはどのように普及していったのか、歴史をいくつか紹介したいと思います。

<blockquote>
・16世紀中頃から江戸時代鎖国が始まるまで、西洋文化の影響をうけいろいろな物がヨーロッパから入ってきました。その時期に、カボチャ、ジャガイモ、サツマイモ等も入ってきています。日本では、飢饉の時の救荒作物として広まったのですが、サツマイモが暖地に広まったのとは対照的に、ジャガイモは寒高冷地に普及していきました。

・当時のジャガイモの品種は、今と違って<u>淡白な味わいであったため日本の料理法や嗜好に合わず</u>、普及しませんでした。甲州代官の中井清太夫は、飢饉対策として、普及に努め、甲州周辺に広まり栽培されたジャガイモは、天明・天保の大飢饉から多くの人を救いました。
　ジャガイモが、本格的に普及したのは明治時代。北海道開拓が大々的に始まると、外国品種の導入や新品種の育成なども始まり、食味や生産性も向上して全国的に栽培されるようになりました。

<center><a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/1279623295.jpg"><img alt="1279623295.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/1279623295-thumb.jpg" width="464" height="335" /></a>
</center>

・サツマイモは、まず沖縄に伝わり、後、薩摩（今の鹿児島県）・九州地方に広がりました。温暖な気候を好み、台風の影響を受ける地域でもたくさん収穫できることから、この地方で発達したのです。
　草保１７年(1732)大飢餓が起こり、サツマイモが普及している地域では餓死者を出さなかった現象を見て、江戸幕府はさつまいもの効用に注目します。江戸時代の蘭学者・青木昆陽が、救荒食料として甘藷の効用を説いた「蕃藷考」を著し、将軍徳川吉宗に呈上し、関東付近で広くサツマイモが普及することになりました。
　東北地方には文政８年（１８２５年）に川村幸八によって仙台に移入されています。幸八は「東北の昆陽」と称された人です。<u>サツマイモの弱点は寒さ</u>です。<u>寒冷地での栽培や貯蔵にはかなりの苦労をして</u>います。藩主より賞状と賞品が贈られた歴史があります。また、北上する際、<u>しっかりと地質、地形、気候も調べて確かめてから導入し、成功した</u>のだそうです。</blockquote>

古くから食されていた里芋だけでは、飢餓を乗り越えられない地域で、ジャガイモやサツマイモに可能性を追求していたのですね。


<strong>３．イモ類のまとめ～自然の摂理に学んで適応していく～</strong>
サツマイモやジャガイモなどイモ類の普及によって、江戸時代の天災時に多くの人が命を救われたといいます。これは、天災などの自然外圧を受け入れ、ジャガイモやサツマイモなどの<u>作物の弱点（食味が合わなかったことや栽培と気候の不適応）を受け入れ、その上で、救荒作物として大衆に普及するよう追求してきた</u>からです。このように、<strong><span style="color:#6666ff;">外圧・弱点をありのままに受け入れるからこそ、その土地の地質・地形・気候に適応した工夫・追求が生まれてきた</span></strong>のでしょう。

歴史的に行われてきた農法には、<span style="background:#A4FFA4">自然への同化と自然外圧に適応する為の思考がたくさんつまっています</span>。それは、日々何を食べるのか、非常時は何を食べるのか、何千年もの食の確保の追求から積み重ねられてきています。

<center><a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/47767b3c-s.jpg"><img alt="47767b3c-s.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/47767b3c-s-thumb.jpg" width="240" height="330" /></a>
</center> 

<span style="color:#6666ff;"><strong>私たちが先人から学ぶべきことは、「問題や課題をありのままに受け入れ、その上で、自然の摂理やその植物に同化・追求することで、可能性を見出し、環境に適応していく。」という姿勢です。</strong></span>


<strong>４．先人が塗り重ねてきた自然の摂理に学び、新しい農のかたちを追求する</strong>
前述までの、各地域のイモ類普及の歴史には、その土地でどうしたら育つのか、栽培方法の追求の歴史がありました。旱魃・冷害等の環境変化に対し、各藩・各集団で食料飢饉をどうするか？を追求していました。
一方現在は、食糧危機が起こったとして、3.11原発事故を思い返しても政府が何ら答えを出せるとは思えません。求められるのは、<span style="color:#6666ff;"><strong>私たち自らが、答えを出していくこと</strong></span>です。

それは何も全く新しい答えを出すことではなく、これまで先人が追求してきたように、外圧をしっかりと捉え、自然の摂理を元に答えを出していくことです。たとえば、将来、経済危機による輸入ストップによって食料不足が起こった際に、短期間で育つイモ類はどの地でどのように栽培して、食の確保につなげられそうか？など･･･

＞過去に獲得した機能の中に問題の根幹があり、その根本問題の近傍には必ず克服すべき課題≒可能性の母胎があります。それをまず発掘し、その可能性 母胎を先鋭化して全面的にそこに収斂するというのが“<u>塗り重ね進化</u>”の構造です。つまり、生命進化に代表される自然の摂理には、<u>まったくのゼロから新しい 何かを生み出したなどという事実は存在しない</u>ということです。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=126186">リンク</a>）


<span style="background:#A4FFA4">万能な作物など存在しないし、全ては自然の摂理の中でバランスしながら適応しています。このバランスの中で、われわれも生かされています。</span>

今後もそのような先人が塗り重ねてきた農業や現在の自然に学び、新しい農のかたちを追求していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします :m033: 

]]>
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   <title>【ニュース】農業は政府や企業の利益のためのモノじゃない!!</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/03/001326.html" />
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   <published>2012-03-26T11:08:21Z</published>
   <updated>2012-03-31T07:43:58Z</updated>
   
   <summary> 画像は、「 植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト(イノプレックス) 」 さんよりお借りしました。 みなさんこんにちは :D  今日は農業にまつわる時事ニュースのご紹介します！ ＜目次＞ ①アグリビジネス界に「大和ハウス」が参入！？   ②官民農業ファンド 企業参入の環境整備を  単なるニュース紹介に留まらないのが、我らが新しい「農」のかたちブログです！ 中身が気になる方は、是非応援クリックとともに、続きを読んでみて下さい  :m030:  :m030:  ...</summary>
   <author>
      <name>shiogai</name>
      
   </author>
         <category term="1.世界/日本の[農]・食糧事情" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/plantkorea2.jpg"><img alt="plantkorea2.jpg" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/plantkorea2-thumb.jpg" width="400" height="264" /></a>

画像は、「 <a href="http://innoplex.org/">植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト(イノプレックス) </a>」 さんよりお借りしました。


みなさんこんにちは :D 
今日は農業にまつわる時事ニュースのご紹介します！

＜目次＞
<span style="color:#ff3300;"><strong>①アグリビジネス界に「大和ハウス」が参入！？
</strong></span> 
<span style="color:#ff3300;"><strong>②官民農業ファンド 企業参入の環境整備を</strong></span> 

単なるニュース紹介に留まらないのが、我らが新しい「農」のかたちブログです！
中身が気になる方は、是非応援クリックとともに、続きを読んでみて下さい  :m030:  :m030: 

<a href="http://blog.with2.net/link.php?1260063" target="_blank"><img src="http://image.with2.net/img/banner/banner_14.gif" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a>

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      <![CDATA[<strong><span style="background:#FFDBA4">①アグリビジネス界に大和ハウスが参入</span></strong>


農業は、約8兆円の市場規模がある中で、まだまだ未成熟な市場というのが企業側の思惑にあり、今後もますます企業参加してくる可能性があります:m051: 


<a href="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%8F%82%E5%85%A5%E5%9C%B0%E5%9B%B3.JPG"><img alt="%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%8F%82%E5%85%A5%E5%9C%B0%E5%9B%B3.JPG" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%8F%82%E5%85%A5%E5%9C%B0%E5%9B%B3-thumb.JPG" width="400" height="319" /></a>

画像は、「 <a href="http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/k100601.pdf">特別企画: アグリビジネス（農業）に関する調査</a> 」 さんよりお借りしました。


主な企業は
<a href="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E4%B8%80%E8%A6%A7.html" onclick="window.open('http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E4%B8%80%E8%A6%A7.html','popup','width=683,height=491,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E4%B8%80%E8%A6%A7-thumb.JPG" width="400" height="287" alt="" /></a>


その背景には、後継者不足や耕作放棄地の増加に危機感を抱いた自治体や農協が法人の誘致、設立を支援し、新たなビジネスを求める企業や金融機関，ベンチャーキャピタルの動きも活発化しています。


<a href="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/120225hi02_1_01.gif"><img alt="120225hi02_1_01.gif" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/120225hi02_1_01-thumb.gif" width="400" height="290" /></a>

画像は、「<a href="http://wizbiz.jp/MagazineArticle.do?magazineid=17&articleno=66 ">数字が語るこの市場の深層【アグリビジネス市場】 WizBiz</a> 」さんよりお借りしました。


しかし、農業は天候により収穫量が増減し、採算予測が立ちにくい為、上図のような<span style="color:#ff3300;"><strong>『アグリビジネス』と呼ばれる植物工場など、新たなビジネスモデル導入で参入する企業が増加</strong></span>しているのが実情です。


そんな中で、<a href="http://www.nikkei.com/">日本経済新聞</a> の3月21日の記事で目を惹く記事がありました。


<span style="background:#FFDBA4"><strong><a href="http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E0E3E282948DE0E3E2E1E0E2E3E08698E0E2E2E2;av=ALL">●大和ハウス、小型植物工場発売へ　レストランなど向け</a></strong></span>

<blockquote>●大和ハウス、小型植物工場発売へ　レストランなど向け
大和ハウス工業は21日、<strong>駐車場１台分の敷地で設置できる小型の植物工場を４月５日に売り出すと発表した。</strong>液体肥料を含んだ水を循環させてレタスなどの葉物野菜を育てる。<strong>住宅建設のノウハウを活用し、低コストで建設できるようにしたのが特徴だ。レストランの駐車場に設置するといった需要を開拓</strong>、初年度に1000台の販売を目指す。
　植物工場「ａｇｒｉ―ｃｕｂｅ（アグリキューブ）」には23種類の野菜栽培マニュアルを付与、農業経験のない人でも簡単に栽培ができるようにした。リーフレタスの場合、種まきから約40日で収穫が可能。年間１万株の生産ができるという。
　機能によって価格850万円と550万円の２つのタイプを用意した。敷地面積が9.79平方メートルで済むため、レストランの駐車場スペースなどで設置する用途を想定する。電気代や水道代など維持コストは年間で35万円程度を見込む。
　<strong>今後、さらに小型化を進め、分譲マンションやコンビニエンスストアなどでも利用できるサイズの植物工場を開発、販売する方針</strong>だ。(引用終了)</blockquote>


⇒切り口
植物工場の実態は、太陽光同様に植物に光合成を促がす光源や、消費電力の少ないＬＥＤの発明があるものの<span style="color:#ff3300;"><strong>植物工場のビジネス化に参入した企業の７０％が赤字というのが現状</strong></span>だそうです。

しかし、未成熟の市場と捉えられているがゆえに、企業側は利益だけを求めアグリビジネス界に新規参入してくる企業が後を絶ちません。

<span style="color:#ff3300;"><strong>本来、大衆の期待である「食の安心・安全」に答えを提示するならば、『ビジネスだけ』で考えるのではなく、種の問題(参照 <a href="http://blog.new-agriculture.com/blog/2011/12/001295.html">自殺する種子 ターミネーター・テクノロジー」とモンサント社の種苗支配</a> )や放射能の対策( <a href="http://blog.new-agriculture.com/blog/2011/08/001243.html">【汚染米・食料危機に備える】(1)　備蓄は必要か?</a> ) 等にもしっかり向き合い、皆で答えを出していく事が重要</strong></span>なのではないかと思います。




<a href="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/imagesCA2SC2KJ.jpg"><img alt="imagesCA2SC2KJ.jpg" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/imagesCA2SC2KJ-thumb.jpg" width="300" height="224" /></a>


続きまして、<a href="http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/">毎日新聞の社説</a>  から･･･

<span style="background:#FFDBA4"><strong><a href="http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20120226ddm004070005000c.html">●社説：官民農業ファンド　企業参入の環境整備を</a></strong></span>

<blockquote>農水省は、農林漁業（１次産業）の従事者が加工（２次）や流通・販売（３次）も手がける「６次産業化」を促すため、<strong>国と民間の共同出資でファンドを設立する。ファンドは、農家と企業が共同でつくる６次産業化会社に出資するだけでなく、経営支援も手がける。</strong>
　お金を出して終わりの「補助金行政」と異なり、<span style="color:#ff3300;"><strong>政府がリスクと責任を負う仕組み</strong></span> であり、実効性に期待したい。
効果を上げるには、企業の参加を促す環境の整備も併せて進める必要があるだろう。
　<strong>日本の農業は、深刻な後継者難と高齢化に悩んでいる。環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）への参加を視野に入れれば、抜本的なてこ入れは一段の急務だ。</strong>　
　その中で、６次産業化は農家などが民間企業と提携することで企業のノウハウを活用し、農業活性化につなげられるという期待が大きい。(引用終了)</blockquote>


⇒切り口
官民ファンド「農林漁業成長産業化支援機構」は１０月をめどに設立予定で、<strong>国が３００億円、民間が２０億円程度を拠出する株式会社として設立し、将来的にはファンドの規模を２０００億円程度に拡大する計画だそうだ。</strong>
この事業は、<span style="color:#ff3300;"><strong>出資先の会社が事業に失敗すれば公的資金である出資金は回収不能になるらしい。これでは、不動産投資や金融市場と何ら変わりが無い。</strong></span>　


要は、これまで散々失敗し、国民の税金を <span style="color:#ff3300;"><strong>無駄使い</strong></span> してきた国が、再び同じ過ちを引き起こす可能性が高いと言えます。

この背後には、「ＴＰＰ参加」を表明したい政府の思惑が表に出ないように、６次産業化の推進をしようとする考えが見え隠れします。

現在、このTPP参加の検討に対し、政府の内部文書がリークされ、その内容について要旨が掲載されていました。

<a href="http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51890190.html">TPP参加決定への内部資料の恥ずかしさ  国内の決定すら誤摩化す日本政府に「外交交渉」など出来るとは思えない！</a>　より引用させていただきます。

<blockquote>▽１１月のＡＰＥＣ（アジア太平洋経済協力会議）で交渉参加表明すべき理由
・米国がＡＰＥＣで政権浮揚につながる大きな成果を表明するのは難しい。<span style="color:#ff3300;"><strong>日本が参加表明できれば、米国が最も評価するタイミング。これを逃すと米国が歓迎するタイミングがなくなる。</strong></span>
・交渉参加時期を延ばせば、日本は原加盟国になれず、ルールづくりに参加できない。出来上がった協定に参加すると、原加盟国から徹底的な市場開放を要求される。
・１１月までに交渉参加を表明できなければ、交渉参加に関心なしとみなされ、重要情報の入手が困難になる。
・韓国が近々ＴＰＰ交渉に参加する可能性。先に交渉メンバーとなった韓国は日本の参加を認めない可能性すらある。

▽１１月に交渉参加を決断できない場合
・マスメディア、経済界はＴＰＰ交渉参加を提案。実現できなければ新聞の見出しは「新政権、やはり何も決断できず」という言葉が躍る可能性が極めて大きい。経済界の政権への失望感が高くなる。
・政府の「食と農林漁業の再生実現会議」は事実上、ＴＰＰ交渉参加を前提としている。見送れば外務、経済産業両省は農業再生に非協力になる。
・ＥＵ（欧州連合）から足元を見られ、注文ばかり付けられる。中国にも高いレベルの自由化を要求できず、中韓ＦＴＡ（自由貿易協定）だけ進む可能性もある。

▽選挙との関係
・衆院解散がなければ１３年夏まで国政選挙はない。大きな選挙がないタイミングで参加を表明できれば、交渉に参加しても劇的な影響は発生しない。交渉参加を延期すればするほど選挙が近づき、決断は下しにくくなる。

▽落としどころ
・実際の交渉参加は１２年３月以降。「交渉参加すべきでない」との結論に至れば、参加を取り消せば良い。（取り消しは民主）党が提言し、政府は「重く受け止める」とすべきだ。
・<span style="color:#ff3300;"><strong>参加表明の際には「ＴＰＰ交渉の最大の受益者は農業」としっかり言うべきだ。</strong></span>交渉参加は農業強化策に政府が明確にコミットすることの表明。予算も付けていくことになる。
 
毎日新聞　2011年10月28日　東京朝刊

この文書は、外務省を始めとする官僚が野田政権に向けて作成した内部文書であると推測しております。(引用終了)</blockquote>

以上より、政府の考えは、日本の『農業』よりも<strong><span style="background:#C8FFFF">『アメリカの国益を優先』</span></strong>している :m051: 

０５年アメリカ側の年次改革要望書で小泉政権が郵政民営化を実現させた点と同様に、(実は、民主党鳩山政権時代に年次改革要望書を撤廃させたにも関わらず)今年から『日米経済調和対話』と名称が変えられ、野田政権もアメリカの命令を忠実に再現しようとしており、国内世論の反発を抑えるべく<strong>「６次産業化」の推進</strong>を図っているのではないでしょうか。

※アメリカ内務省からみれば、日本との外交は成功して当たり前であり、日本を従わせなかったら昇進が遅れるという噂があるそうです :x 

ちなみに、経団連の米倉会長（住友化学工業社長）もこのＴＰＰ参加を推進しているのですが、<span style="color:#ff3300;"><strong>住友化学工業は『モンサント』と農薬や遺伝子組換食品で業務提携をしており、TPP参加が認められると日本では義務化されている遺伝子組換食品であるかどうかの表示はしなくて良い</strong></span> 事になり、モンサントの利益拡大に繋がるからと言えます :x 

以上、今回は２点のニュースを扱いましたが、
改めて感じた事は、<span style="color:#ff3300;"><strong>農業は、政府や企業の利益だけの為にあるモノじゃない</strong></span> :m039:  という事です。
　 
いかがでしたか？
普段何気なくニュースを読んでいると見逃してしまいがちですが、こうやって見ていくといっぱい<strong>『なんで？』</strong>が見えてきますよね。

是非、これからも当ブログで取り上げる『ニュース記事』紹介も楽しみにしてくださいね :m030: 

最後迄読んでいただき、有難うございました :D ]]>
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   <title>当事者意識の高まり～初めてのセミナー＆ディナー会～</title>
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   <published>2012-03-17T01:15:23Z</published>
   <updated>2012-03-31T07:39:34Z</updated>
   
   <summary>2月25日、類農園主催で｢新しい食と農のかたち｣という題目で消費者と生産者との交流を深めてもらうためのセミナー＆ディナー会を開催しました。消費者の方も作物 :m222: を提供されるだけじゃなく、参加してもらうことで :m034: 農業の可能性 :m034: というものを見出してもらおうという目的がありました。自分自身もこのような交流会に参加するのは初めて :m254: なので、どんな話が聞けるのかとっても楽しみにしていました :m029:  :m029:  土曜日にも関わらず、約30人の消費者・生産者の方に足を運んで頂きました。半時間程のセミナーの中で【食と農と地域の再生】を切り口に、これからどんな事をやっていきたい、やって欲しいなどをディナー会、ディナー会後に考えて頂き、グループごとに発表 :m265: してもらう事となりました。 続きを読む前に、皆様ポチッとお願いします♪ ...</summary>
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      <name>member</name>
      
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         <category term="6.[農]と活力再生" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[2月25日、類農園主催で｢新しい食と農のかたち｣という題目で<span style="background:#FFDBA4">消費者</span>と<span style="background:#C8FFFF">生産者</span>との交流を深めてもらうための<span style="font-size:130%;"><span style="color:#800080;">セミナー＆ディナー会</span></span>を開催しました。消費者の方も作物 :m222: を提供されるだけじゃなく、参加してもらうことで :m034: <span style="color:#009933;">農業の可能性</span> :m034: というものを見出してもらおうという目的がありました。自分自身もこのような交流会に参加するのは初めて :m254: なので、どんな話が聞けるのかとっても楽しみにしていました :m029:  :m029: 
<span style="color:#6666ff;">土曜日</span>にも関わらず、<span style="font-size:130%;"><span style="color:#FFAE35;">約30人</span></span>の消費者・生産者の方に足を運んで頂きました。半時間程のセミナーの中で【食と農と地域の再生】を切り口に、これからどんな事をやっていきたい、やって欲しいなどをディナー会、ディナー会後に考えて頂き、<span style="color:#800080;">グループ</span>ごとに発表 :m265: してもらう事となりました。


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      <![CDATA[   
<span style="font-size:130%;"> :m034: 和やかムードで真剣なお話 :m034: </span>
7～8人程のグループに分かれディナー会が始まったのですが、皆さんかなり打ち解けて笑いの絶えない場 :lol:  :m030: が出来上がっていました。そこに僕も入れてもらってとっても幸せでした :m102:  :m033: 　 ディナー会での :m290: 料理 :m290: には僕達が生産したお米 :m065: などを使ってもらいました :m034: とってもおいしく調理してもらい各グループ、ディナー会の時点でかなり話が弾んで<span style="color:#ff3300;">楽しそうな顔</span>がよく目についたと思います。ディナー会後も早々に沢山の意見を出してもらって、各グループで発表してもらいました。
その中から代表的な意見をいくつか挙げさせてもらいます。

・  自然栽培の種蒔体験  ・ 会議などで出される飲み物を地元のものにする
・  四季を活かした食べ物をイベントに出す。イベントも春夏秋冬行う
・  農業のお手伝い隊づくり ・ 産直所でポップを利用しての食べ方の提案
・  夏休みに子供だけの農業合宿 ・ 子供の遊び塾
・  若いお母さんに料理+野菜の栄養の知識、お米と味噌汁の定着
・  畑の野菜当てウォークラリー　・ お米の食べ方教室　　　　などなど……
          
 <img alt="P1020809.jpg" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/P1020809.jpg" width="280" height="200" />      <img alt="P1020822.jpg" src="http://blog.new-agriculture.com/blog/img2011/P1020822.jpg" width="280" height="200" />



これはほんの<span style="font-size:70%;"><span style="color:#6666ff;">一部分</span></span>であり、<span style="font-size:130%;"><span style="color:#CC6600;"><span style="background:#FFE3E3">至って生の声</span></span></span>です。正直、これだけの具体的な意見が出揃うとは思っていませんでした :m108:  :m004: 今すぐにでも実現できそうなイベントからそうでないイベントまで。皆、発表する時は他の方に分かってもらおうと真剣になりつつも、少し恥ずかしいのもあり、終始和やかなムードでした :m194: 最後にこの交流会の感想などをアンケート用紙に書いて :m057: もらいました。


<span style="font-size:130%;"> :m269: 安全性を高く求められている :m270: </span>
帰って早速、アンケートを読ませてもらったところ、皆さんの<span style="color:#FFFF00;">意外な共通点</span>が見えてきました。「無農薬や有機栽培の農産物の価格は何割高までならば買われますか？」というアンケートに対して<span style="color:#CC6600;">8割以上</span>の方が<span style="color:#ff3300;">2割高</span>までなら買うと答えてくれました。消費者の方の :m116: 関心の高さ :m116: が伺える結果になったと思います。又、「環境に配慮した農業をどう思いますか？」というアンケートには「大切だと思う」、「期待している」といった答えも頂きました。「農産物を買うときに重視するものは何ですか？」この質問にも8割以上の方が<span style="color:#009933;">「産地」</span>と答えられました。この結果はやはり放射能の問題が深く絡んでいるのではないでしょうか？このアンケートの結果、消費者の方は価格以上に<span style="background:#A4FFA4"><span style="background:#C8FFFF">安全性</span></span>を求められているとともに、皆で意見交換する事で安心・安全の中身の部分がより鮮明になったのではないでしょうか :m052: 


<span style="font-size:130%;"> :m147: 見えてきたこれからの課題 :m146: </span>
交流会で発表してもらった内容を三重農場スタッフで検証してみました。まずは<span style="color:#ff3300;">生の声</span>を受け止めることで周りの期待に応えていくこと。 :twisted: もう一つはこのセミナー＆ディナー会で :m041: 触れられなかった :m042: ものを今後の課題にしていこうという取り組みです。大きく<span style="color:#FFAE35;">環境保全問題、エネルギー資源、物流・流通、地域を統合する機関</span>などを課題として取り組んでいこうと思っています :tikara: 

今回の交流会は消費者の方も受け手としてではなく、企画を立てたり、地域再生のために何か役に立ちたいという<span style="background:#FFFFA4">当事者意識がより高まった交流会</span>であり、類農園としても<span style="color:#009933;"><span style="font-size:130%;">とても充実した交流会</span></span>になったと確信しています :m051: 
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   <title>【ニュース】『次代の農業の可能性はどこにある？』新規就農者に年間150万円・産地消メニューを社食で・農村女性の役割探る</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/03/001315.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1315</id>
   
   <published>2012-03-05T15:35:05Z</published>
   <updated>2012-03-31T07:42:23Z</updated>
   
   <summary>みなさんこんにちは :D  今日は農業にまつわる時事ニュースのご紹介します！ ＜目次＞ ・新規就農者に年間150万円　◆準備期間含め７年間支援　新規就農 ・産地消メニューを社食で　地元企業との新企画 ・農村女性の役割探る　日本の団体、米国で討論会 　 単なるニュース紹介に留まらないのが、我らが新しい「農」のかたちブログです！ 中身が気になる方は、是非応援クリックとともに、続きを読んでみて下さい :m028:  :m028:  　 　 ...</summary>
   <author>
      <name>tibatosi</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[みなさんこんにちは :D 

今日は農業にまつわる時事ニュースのご紹介します！

＜目次＞
<span style="color:#009933;">・新規就農者に年間150万円　◆準備期間含め７年間支援　新規就農
・産地消メニューを社食で　地元企業との新企画
・農村女性の役割探る　日本の団体、米国で討論会</span>
　
単なるニュース紹介に留まらないのが、我らが新しい「農」のかたちブログです！
中身が気になる方は、是非応援クリックとともに、続きを読んでみて下さい :m028:  :m028: 
　
　
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      <![CDATA[<blockquote><span style="color:#009933;"><a href="http://www.jacom.or.jp/news/2011/10/news111003-15045.php">『新規就農者に年間150万円　◆準備期間含め７年間支援　新規就農』</a></span>
<img alt="%E6%96%B0%E8%A6%8F%E5%B0%B1%E8%BE%B2.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E6%96%B0%E8%A6%8F%E5%B0%B1%E8%BE%B2.jpg" width="320" height="214" />
<span style="font-size:70%;">画像は<a href="http://inaka-nikki.net/">コチラ</a>からお借りしました</span>

新規就農総合支援事業では、従来の法人の雇用に対する支援のほか、地域農業のリーダー人材の層を厚くする農業経営者教育強化の予算と新規就農者への給付金の交付も盛り込んだ。
　<strong>給付金は１人年間150万円。就農準備期間２年と就農後５年間の計７年間に交付</strong>する。
対象は就農時45歳未満とする方針だ。農水省は、農業専業で生計を立て地域農業を担っていく人を対象にする考えで、今後、給付金の対象となる営農類型などを提示し、それに即して計画を立てた就農希望者を認定するなどの具体策を検討していく。
農業協同組合新聞(2011.10.03)</blockquote>

⇒切り口
1947年農地解放以来、農業は家庭（≒個人）単位で行われるようになり、農業の位置付けも、集団を維持するためのものから個人が儲けるためのものに変遷した。
その結果が今の後継者不足・耕作放棄地増加だとすれば、個人での就農・営農を後押しするような政策・助成金等は抜本的な解決に向かわないということになる。
<span style="color:#ff3300;">これから為すべきことは、農業の位置付け（集団存続・教育的価値・人材育成効果）を見直し、集団営農を後押しするような政策を打ち出していくことではないだろうか。</span>


<blockquote><span style="color:#009933;"><a href="http://www.jacom.or.jp/news/2012/02/news120223-16271.php">『産地消メニューを社食で　地元企業との新企画』</a></span>
<img alt="%E7%A4%BE%E9%A3%9F.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%A4%BE%E9%A3%9F.jpg" width="320" height="240" />

ＴＯＴＯ（株）小倉第一工場の社員食堂に１月31日、地元で獲れたハクサイをふんだんに使った「白菜たっぷりチャンポン」が１日限定メニューとして登場した。食堂では毎日1000食を提供しているが、この日用意した約300食は完売。好評な売れ行きだった。
地元でハクサイが獲れることや、今が旬だということを知らない人が意外と多く、地元農業や農産物を再認識してもらうよい機会になったとして、ＪＡとしても手応えは上々だ。「『今後は地元のものを注意して買ったり食べたりしたい』という声もあって意識改革の糸口になったと思います」と地産地消対策課の池尻正昭課長は話す。
農業協同組合新聞(2012.02.23)</blockquote>

⇒切り口
集団での農業を考えた場合、生産集団である<span style="color:#ff3300;">企業が農業に参入することは大きな可能性</span>になるだろう。
また、農業が常に直面する「作ったものをどう消費していくか？」という問題に対しても、企業（集団）で生産し企業（集団）で消費するという、「企業単位での自産自消」は生産から消費まで、農業が抱える様々な問題を一体で解決できる可能性を秘めている。


<blockquote><span style="color:#009933;"><a href="http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=12910">『農村女性の役割探る　日本の団体、米国で討論会』</a></span>
<img alt="%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88.jpg" width="320" height="199" />

日本の農山漁村女性・生活活動支援協会が１日、ニューヨークで「食料の安全保障と持続的な発展における女性の役割～農村と都市の協力」をテーマにパネルディスカッションを開いた。日本や米国など各国の女性が事例報告し、世界から集まった聴衆が耳を傾けた。
　パネルディスカッションでは、さいたま市の「ファーム・インさぎ山」代表の萩原知美さんとニューヨーク州立大学モリスビル校のシェイラ・マーシュマンさん、ナイジェリアのオラインカ・アデレケさん、日本パシイワ（日本汎太平洋東南アジア婦人協会）の芹沢千恵子さんが報告した。

　マーシュマンさんは<strong>「子どもや地域との関係を築く能力にたけた女性は、農業と消費者を結ぶ適任者」</strong>と指摘。３０年前は米国でも女性の農業経営参入は難しかったが、地元産品に対する消費者の関心が小規模農業を後押しし、現在、米国の農場経営者の約３割が女性だという。
農業協同組合新聞(2012.03.03)</blockquote>

⇒切り口
これからの農業を担っていくのは、企業（集団）が適しているのではないかと先の記事で提起したが、この記事にあるように<span style="color:#ff3300;">それぞれの集団内で人と人をつないでいくのは、女性が得意とするところであり、女性の役割</span>だろう。
そしてそれは、昔の日本のあちらこちらにあった村落共同体内でも同様であった。


今後農業が再興していくためには、人類がそうして外圧に適応してきたように<strong>「男女がそれぞれの役割を全うし、集団としてどう適応していくか？」</strong>という視点が不可欠なのだろう。

＜参考＞
・<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=256845">実現論：序７（下） 農(漁)村共同体の建設</a>
・<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2011/08/001249.html">経済危機・震災を機に、日本の農業を再生する～現状分析編～</a>
・<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=261682">農業参入企業の分析をしてみて感じたこと2</a>
・<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=258461">集団を育むのは、女の役割。</a>
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   <title>アグリフードEXPO’２０１２</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/03/001314.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1314</id>
   
   <published>2012-03-02T13:02:09Z</published>
   <updated>2012-03-06T11:24:00Z</updated>
   
   <summary>お久しぶりです、奈良農場の有寛です :m029:  先月１４日に大阪は南港のATCホールで展示商談会に参加して来ました。 このイベントは国産にこだわった商談会で北は北海道、南は沖縄まで全国各地の農・水産物の生産、加工業者３００組余りが集まり、スーパーやデパート、卸・外食業者などの食品関係者から数は限られますが一般消費者までが来場する大規模なものです :m244:  これからも当ブログ「新しい農のかたち」をよろしくお願いします   ...</summary>
   <author>
      <name>ARI-HIRO</name>
      
   </author>
         <category term="2.[農] の現場から" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[お久しぶりです、奈良農場の有寛です :m029: 
先月１４日に大阪は南港のATCホールで展示商談会に参加して来ました。
このイベントは国産にこだわった商談会で北は北海道、南は沖縄まで全国各地の<span style="color:#009933;">農</span>・<span style="color:#6666ff;">水産物</span>の生産、加工業者３００組余りが集まり、スーパーやデパート、卸・外食業者などの食品関係者から数は限られますが一般消費者までが来場する大規模なものです :m244: 

<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AA%EF%BC%91.jpg"><img alt="%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AA%EF%BC%91.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AA%EF%BC%91-thumb.jpg" width="240" height="320" /></a>


これからも当ブログ「新しい農のかたち」をよろしくお願いします 

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      <![CDATA[会場は大きなイベントホールでそこに各組のブースが並び大学の学祭のような雰囲気で人がワイワイ賑わっており、“食”がテーマなのでいたる所で試食をしていました :m272: 

<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%94%BB%E5%83%8F%20002.jpg"><img alt="%E7%94%BB%E5%83%8F%20002.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%94%BB%E5%83%8F%20002-thumb.jpg" width="239" height="320" /></a>

なので本来の目的である新しい取引先との商談というより自分も来場者に紛れ、各ブースの説明を受けつつ、ついつい試食に走ってしまいました :love: 
試食で印象的だったのが“ フルーツガーリック”というニンニクを一ヶ月熟成させた甘さでニンニクだとは気づかない程、食べやすかったです :lol: 

とはいえ、ただ試食に奔走していた訳ではなく農園のブースでお客様の対応もしました :m208: 
私の場合、商談らしい会話はまだ難しく,農園の活動や栽培品目の説明などを行いました。
こうして説明をしていると自分が働いている職場にも関わらず分からない事 :m132: が多いのだと気づかされ、もっと自分から積極的に知ることが大切なのだと感じました :m049: 

特に以前から農園と関係がある方がブースに寄ってもらった時に初めて接するような対応をしてしまったので、今後はどのような方々と繋がりがあるのかを把握する必要があると思いました :m108: 

また200枚程用意していたパンフレットがお昼過ぎに全部無くなり、農園の注目度も高まってるのかと思いました :m244: 

あと、上司と一緒にブースを回る機会がある時に“農園が経営している直売所に加工品を置くとしたら何がいいか？”という視点でブースを見るといいと教えてもらい、一緒に周るとそれぞれのブースで内容が濃い話を聞け、出展者の熱意も伝わりサンプルも頂け今後の参考になりましたm027: 

<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%94%BB%E5%83%8F%20010.jpg"><img alt="%E7%94%BB%E5%83%8F%20010.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%94%BB%E5%83%8F%20010-thumb.jpg" width="239" height="320" /></a>

そして、今後、農園で加工に挑戦しようかということで、上司が面白い出展者を発見しました。
“売れる商品レシピ開発請け負います”というふれ込みでレシピ :m062: を作ってくれる会社なのですが、ただレシピを考えるだけでなく想定しているターゲットや年齢層、どのような売り方をするのかなど作って、売れるまでの相談を総合的にのってくれるという心強い会社なので今後繋がれば面白いことができそうだと思いました :m034: 

<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%94%BB%E5%83%8F%20005.jpg"><img alt="%E7%94%BB%E5%83%8F%20005.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E7%94%BB%E5%83%8F%20005-thumb.jpg" width="239" height="320" /></a>

今回の商談会では商売は人との繋がりが大切なのだと感じ、これからは農園のことだけではなく、周りの関係している方々にも目を向ける必要があるのだと気づきました :m244: ]]>
   </content>
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   <title>シリーズ８　農が育む新しい教育シリーズ～エピローグ～「教育の再生」と「地域の再生」は一体の課題</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/02/001312.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1312</id>
   
   <published>2012-02-28T08:02:01Z</published>
   <updated>2012-02-29T10:52:17Z</updated>
   
   <summary>これまで７回にわたって 「農が育む新しい教育シリーズ」を事例を中心に紹介してきました。 各々の現場ではどのような教育を実践し、どのような成果につながっているのでしょうか？今までの内容を振り返ってみましょう :m049:  分析・追及する視点として シリーズ１　　 ～プロローグ～では  ①仲間との充足度  ②親の囲い込みからの脱却度  ③生産圧力と社会的役割意識の形成度  ④経営的には成り立つのか  ⑤生徒募集の方法  ⑥地域密着度と評価 とまとめました。これらのことを念頭に各記事の内容をまとめました。 これからも当ブログ「新しい農のかたち」をよろしくお願いします :m118: ポチッ  　  ...</summary>
   <author>
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   </author>
         <category term="6.[農]と活力再生" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[これまで７回にわたって<strong> 「農が育む新しい教育シリーズ」</strong>を事例を中心に紹介してきました。
各々の現場ではどのような教育を実践し、どのような成果につながっているのでしょうか？今までの内容を振り返ってみましょう :m049: 

分析・追及する視点として
<span style="color:#6666ff;"><strong>シリーズ１　</strong></span>　<span style="color:#000080;"><strong> ～プロローグ～</strong></span>では
<span style="color:#009933;"></span> ①仲間との充足度</span>
<span style="color:#009933;"></span> ②親の囲い込みからの脱却度</span>
<span style="color:#009933;"></span> ③生産圧力と社会的役割意識の形成度</span>
<span style="color:#009933;"></span> ④経営的には成り立つのか</span>
<span style="color:#009933;"></span> ⑤生徒募集の方法</span>
<span style="color:#009933;"></span> ⑥地域密着度と評価</span>

とまとめました。これらのことを念頭に各記事の内容をまとめました。


これからも当ブログ「新しい農のかたち」をよろしくお願いします :m118: <span style="font-size:130%; color:#009933;">ポチッ</span>

<a href="http://blog.with2.net/link.php?1260063" target="_blank"><img src="http://blog.new-agriculture.net/blog/banner_04.gif" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> 　<a href="http://lifestyle.blogmura.com/" target="_blank"><img src="http://lifestyle.blogmura.com/img/lifestyle80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 ライフスタイルブログへ" /></a> 
]]>
      <![CDATA[<span style="color:#6666ff;"><strong> シリーズ２</strong></span>　<span style="color:#000080;"><strong> ～農を通した人間教育　愛農学園高校～</strong></span>
<table><tr><td>愛農学園は、４０年以上の実績を持つ　日本で唯一の私立の全寮制農業高校です。ここでは、農を通した人格形成に主眼を置いています。自給自足を実践することで、食の大切さ、有難さを学びます。また、<span style="color:#ff3300;"> 先生も生徒も、寝食、仕事、勉強を共にすることで、深い親和充足関係をベースとした人間関係を築き、日々の課題や活動の目標を共有する上で約に立っている</span>ようです。
</td><td>
<img alt="%E6%84%9B%E8%BE%B2%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%AF%AE%EF%BC%AD%EF%BC%B4.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E6%84%9B%E8%BE%B2%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%AF%AE%EF%BC%AD%EF%BC%B4.jpg" width="212" height="120" />
</td></tr></table>
　

<span style="color:#6666ff;"><strong>シリーズ３</strong></span>　<span style="color:#000080;"><strong>～農村留学　大地の学校～</strong></span>
<table><tr><td>大地の学校は、農村生活を体験するために開いた全寮制の私塾です。<span style="color:#ff3300;">親も了承済みで、長期間親元に帰らず、学校へもここから通います。</span>最初は、思い通りにならないことへの反発もありますが、<span style="color:#ff3300;">様々な年代の仲間達と、農業の仕事や課題、さらに、遊びにも取り組む事で、徐々に周りのことを捉えられるようになります。</span>つまり、自然や仲間を通じた場と圧力が、子供たちは自然と社会性を育み、主体的に物事を考えられる子供に育て上げていくのです。
</td><td>
<img alt="%E6%96%BD%E8%A8%AD-thumb.BMP" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E6%96%BD%E8%A8%AD-thumb.BMP" width="239" height="125" />
</td></tr></table>
　

<span style="color:#6666ff;"><strong>シリーズ４</strong></span>　<span style="color:#000080;"><strong>～子供の人格形成は、遊びや行事を通じた仲間関係から始まる～きのくに子どもの村～</strong></span>
<table><tr><td>きのくには、戦後初めて、農業を教育の基本に自由な学校をつくることで、学校法人として認可された学校です。授業のほとんどは、遊びやクラブ・学校行事を通じた仲間関係づくりにあてられます。また、子供たち同士で、自分達の生活にとって必要な事は議論を重ね、全員合意のもとで決定していく自主管理運営を実践しています。<span style="color:#ff3300;">子供たちにとって、遊びは現実の課題であり、仲間から期待され、それに応える力を身に付けることが現実の課題を突破していく力になるのです。</span>
</td><td>
<img alt="%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%81%AB%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%81%AB%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg" width="208" height="150" />
</td></tr></table>
　

<span style="color:#6666ff;"><strong>シリーズ５</strong></span>　<span style="color:#000080;"><strong>～廃校活用は、人と地域の充足＝活力再生～フリースクール土川学園～</strong></span>
<table><tr><td>少子化、過疎化によって増加した廃校を活用し教育の再生に取り組んでいます。一家庭の価値観で子育てするのではなく、自然豊かな土地で、<span style="color:#ff3300;">職員も経営者も地域の人も多くの人が子供にかかわり、みんなが充足することで、こどもも健全に育てようという取り組み</span>です。また、ここは㈱育児サポートカスタネットという企業が運営しています。<span style="color:#ff3300;">しっかりした経営母体を持つ企業が学校運営に関わることで、地域からの信頼も厚く、地域の再生にもつながる</span>と考えられます。
</td><td><img alt="%E5%9C%9F%E5%B7%9D%E3%81%97%E3%82%81%E7%B8%84.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E5%9C%9F%E5%B7%9D%E3%81%97%E3%82%81%E7%B8%84.jpg" width="204" height="136" /></td></tr></table>


<span style="color:#6666ff;"><strong>シリーズ６</strong></span><span style="color:#000080;"><strong>（番外編）～学校づくりに必要なことってなんだろう？～</strong></span>
学校づくりには、文部科学省大臣や都道府県知事の許可の他、様々な書類提出や、各種審議会の合意が必要です。しかし、最も大きな壁は、地域住民の合意です。<span style="color:#ff3300;">社会の統合原理が共認原理へと転換した今、住民からの声は行政にとって絶対であり、地域の信頼を得ることが運営主体側の最大の課題</span>です。農や基盤とした教育の実践とは、その地域の自然や作物を生かすだけでなく、長年人々に育まれた人的資源を活用することでもあり、地域再生と共に、将来、地域の担い手となる人材を育成することにもつながります。


<span style="color:#6666ff;"><strong>シリーズ７</strong></span>　<span style="color:#000080;"><strong>～畑が人を育てる　タキイ研究農場付属園芸学校～</strong></span>
<table><tr><td>最後に企業が本格的に次代の農業を担う人材を育てようと取り組んでいる事例です。ここでは、農を通して自然や植物に向き合うことと、寮生活を通して24時間生産（研修）活動や生活（仲間）に向き合うことが同時に行われ、常に対象＝相手を主体として物事を考える力を養います。<span style="color:#ff3300;">社会の厳しい外圧に適応してきた企業だからこそ、どのような人材が必要かを理解し、それが教育現場での課題となります。</span>機械に頼らない農業を通して自然や植物のことを知ること、或いは、寮生活を通して仲間と向き合うことなど、徹底して相手発で物事を考える力を育てています。
</td><td><img alt="purpose_02.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/purpose_02.jpg" width="212" height="148" /></td></tr></table>


<strong>■まとめ</strong>
シリーズを通して明らかになったことは、自然（植物）に向き合うこと、さらに寮生活のように仲間に向き合う場があることが、従来の学校教育に比べ、遥かに子供を成長させる効果があるということです。

中でも注目すべき点は、<span style="color:#ff3300;"><strong> 「遊びの効用」</strong></span>です。以下、<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=214161">「こどもの遊びは、充足発の実現思考」</a>より引用

<blockquote>豊かさが実現され、生存圧力が弛緩すると、闘争の実現可能性よりも充足の実現可能性の方が大きいので、人々がそちらに向う結果、闘争よりも充足の方が価値が高くなる。
こども達は、放って置いても皆で勝手に新しい遊びやルールを発明してしまう。その発想はとても柔軟で創造性に富んでいます。
別にこども達は、今のルールや遊びに対する不平不満があるという訳ではなく、純粋に「こっちの方が面白い」「こっちの方がみんなが楽しめそう」という充足可能性でもってどんどん発想の枠を広げて行くのだそうです。</blockquote>

子どもから遊びを奪ったのは、戦後の工業化・都市化です。さらに、人々は機械や便利なサービスなどを利用するようになり、他者に依存した生活をすることを余儀なくされてしまいました。
<span style="font-size:130%; color:#ff3300;"> 自分では作らない、自分では考えなくても済むような生活が当たり前になり、自給・自活することのない生活は、人の自立を決定的に妨げている</span>のではないかと思います。
　

今回、遊びの復活や自立を促す場として注目したのが「農」です。<span style="color:#ff3300;"> 「農」は教育だけでなく、「人々の健康を支える機能」、さらに「雇用創出」など、様々な可能性を秘めています。</span>現在、「節電」や「もったいない」の言葉に象徴されるように、人々は利便性や快適性よりも安心や安全に意識が向いています。さらに、お金や身分よりも、「やりがい」や「役に立つ仕事（役割）」を求める若者が増えていることからも<span style="font-size:130%; color:#ff3300;"> 「農」への期待は高まるばかりです。</span>

しかし現在、<span style="font-size:130%; color:#ff3300;"> 地方の「農」の現場は活力が衰弱し、自力での再生は困難です。つまり、教育の再生と地域の再生は一体の課題だと捉えられます。</span>そこで考えられるのが企業の「農」と「学校運営」への参入です。<span style="color:#ff3300;"> 企業にとってみても、次の世代の人材育成、或いは、産業を育てていくことは、生き残っていく為の基盤づくりでもあり、今後、やりがいのある仕事になるに違いありません。 :m030: </span>

　
今回は、農が育む「教育の再生」を中心に扱いました。<span style="color:#000080;"><strong>次回以降は「地域の再生」</strong></span> について、農はどのような役割を果たすのか？について更なる追求をしていきたいと考えています :m300: 
]]>
   </content>
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   <title>企業から始まる自給自足の道シリーズ～「大規模経営から地域密着型経営へ」～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/02/001313.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1313</id>
   
   <published>2012-02-28T08:00:11Z</published>
   <updated>2012-02-28T10:54:52Z</updated>
   
   <summary>こんにちは。奈良からクマです。 このシリーズも５回目を迎え、今回の記事では、これまでの追求で見えてきたものをまとめてみたと思います。 シリーズ１回目（http://blog.new-agriculture.net/blog/2011/11/001283.html）では、「企業の農業参入とその実態」を調査し, ・	１９９０年以降、段階的な規制緩和を受け、農業に参入する企業、あるいは参入しようと考えている企業が増加の一途であること ・	農業参入する企業は、「建設業」「食品関連企業」が大半をしめること がわかりました。 シリーズ２回目（http://blog.new-agriculture.net/blog/2011/11/001290.html）（http://blog.new-agriculture.net/blog/2012/01/001301.html）「企業の農業参入を阻む壁（その１）（その２）」では、参入の意志はあるものの実際には農業参入しなかった、あるいは、参入したものの撤退、規模縮小を余儀なくされている、企業の農業参入の実際を調査し、何が農業参入の「壁」になっているのかを追求しました。 その結果、 ・	農業経営への認識の甘さ ・	農業の採算性の悪さ が見えまししたが、一方で、２００９年の規制緩和以降、参入企業の急増がみられ、参入の「壁」とみられ上記の点は、現在どうなっているのか、変化に興味を残しました。 シリーズ３回目の「農業参入の事例と成功のポイント」では、実際に農業参入後も活力をもって、継続、あるいは拡大している企業の成功例を取り上げ、成功につながっているポイントを追求しました。 見えてきたポイントは、 ・	経営意識が高いこと ・	農業が好きであること、農業を担う意思があることでした。 続きの前に、ポチッとお願いします！    ...</summary>
   <author>
      <name>parmalat</name>
      
   </author>
         <category term="次代を読む⇒次代の農業・・・どうする！？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[こんにちは。奈良からクマです。

このシリーズも５回目を迎え、今回の記事では、これまでの追求で見えてきたものをまとめてみたと思います。

シリーズ１回目（<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2011/11/001283.html">http://blog.new-agriculture.net/blog/2011/11/001283.html</a>）では、「企業の農業参入とその実態」を調査し,

<span style="color:#009933;"><span style="font-size:130%;">・	１９９０年以降、段階的な規制緩和を受け、農業に参入する企業、あるいは参入しようと考えている企業が増加の一途であること
・	農業参入する企業は、「建設業」「食品関連企業」が大半をしめること</span></span>
がわかりました。

シリーズ２回目（<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2011/11/001290.html">http://blog.new-agriculture.net/blog/2011/11/001290.html</a>）（<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2012/01/001301.html">http://blog.new-agriculture.net/blog/2012/01/001301.html</a>）「企業の農業参入を阻む壁（その１）（その２）」では、参入の意志はあるものの実際には農業参入しなかった、あるいは、参入したものの撤退、規模縮小を余儀なくされている、企業の農業参入の実際を調査し、何が農業参入の「壁」になっているのかを追求しました。
その結果、
<span style="font-size:130%;"><span style="color:#009933;">・	農業経営への認識の甘さ
・	農業の採算性の悪さ</span></span>
が見えまししたが、一方で、２００９年の規制緩和以降、参入企業の急増がみられ、参入の「壁」とみられ上記の点は、現在どうなっているのか、変化に興味を残しました。

シリーズ３回目の「農業参入の事例と成功のポイント」では、実際に農業参入後も活力をもって、継続、あるいは拡大している企業の成功例を取り上げ、成功につながっているポイントを追求しました。
見えてきたポイントは、
<span style="font-size:130%;"><span style="color:#009933;">・	経営意識が高いこと
・	農業が好きであること、農業を担う意思があること</span></span>でした。

続きの前に、ポチッとお願いします！
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      <![CDATA[１９９０年代以降に高まった、「安心安全」志向の意識潮流を受けて、様々な企業が、様々な立場で農業に関心を持ち、農業経営にアプローチしています。
一口に「農業への関心」を動機として参入しても、活力をもって維持継続している参入「成功」と、撤退・縮小している参入「失敗」の別れめは、なぜ農業をするのか（関心の中身）に大きな差があるようです。
いずれの企業も、農業の採算性の悪さは、初期段階から認識しています。
しかし、「失敗」している企業では、その採算性のわるさを、「農業の前時代的非効率性」故ととらえ、二次産業・三次産業で行われている経営方式を導入すれば、市場の大きなニッチを獲得して、収益性を上げることができるという認識で参入しています。
ですから、資本等投入→大規模運営による効率化、理論上での運営システムでの生産コントロールという手法をとるものの、自然相手の予測の甘さや、市場の不確定要素を制御できず、想定された成果を得ることができないで、撤退・縮小を余儀なくされています。
つまり、市場社会での上位意識、企業の傲慢さから、農業経営の現実認識の甘さにつながり、失敗の原因となっています。

<img alt="1242694638_16520a.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/1242694638_16520a.jpg" width="456" height="342" />
＜撤退したオムロンのトマトハウス＞
（画像はこちら<a href="http://www.kami-tomoko.jp/nissi/200905.htm">http://www.kami-tomoko.jp/nissi/200905.htm</a>からお借りしました）


一方で、「成功」している、活力を持って継続・拡大している農業参入企業は、「農業が好きである」というポイントに象徴されるように、農業を市場のニッチとしてだけではなく、農業そのものの魅力・多様な可能性を感じ、それを実現しようとして参入しています。実現の意志が強いので、とことん現実的にアプローチしていますから、収益性の低さもふまえて、長期的な計画で参入し、無理な大規模参入もしていません。また、生産においては、地元の先達と篤くつきあい、風土に根ざした対処の必要性についても謙虚に教えを請う姿勢も必ず実践しています。そうして、現実的な課題、経営課題を一つ一つクリアしながら、「農」全体の課題である、商品開発や、技術開発、販売方法の開拓など、新しい「農」の可能性を実現していっているので、活力をもって「成功」していっているのだと、とらえることができると思います。
また、地域と連動しながら、お客様の意識をつかみ、必要とされるものを生産していくことは、「みなの役に立つ」という実感を産み、充足をにつながり、それが経営者だけでなく、そこに参加している社員の活力う産み育てるよいサイクルを形成して、成功の背骨になっているといえると思います。

<img alt="miyagawa4n.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/miyagawa4n.jpg" width="292" height="219" />
（類農園の稲刈り風景）

<img alt="o0800053311524195208.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/o0800053311524195208.jpg" width="400" height="267" />
（類農園の地域イベント）


ですから、これからの農業参入の成功の形は、市場だけを向いた<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;"><span style="font-size:130%;"><span style="font-size:130%;">「大規模で工業生産型」のの経営から「小規模で地域密着型」で活力を産み育てるアプローチ</span></span></span></span>になっていくのだと思えます。
]]>
   </content>
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   <title>【コラム】次代の農業を経営視点から考える</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.new-agri.com/blog/2012/02/001311.html" />
   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1311</id>
   
   <published>2012-02-19T16:02:58Z</published>
   <updated>2012-02-23T14:41:59Z</updated>
   
   <summary> (画像はこちら から)  近年、農業は、社会の期待が高まり、多くの人が可能性を感じていることから、新規就農者や農業参入企業がますます増加しています。新規就農者は、20年前は約2万人/年だったのに対し、現在は約8万人/年と4倍近くに増加し（リンク）。農業生産法人は５年比で約１．５倍の増加、農地リース方式による農業算入企業は５年比で約１．３倍に増加しています（リンク）。 ただ、社会的期待の高まりの一方で、農業経営に苦労している事業主が多いという課題もあります。参入企業の動機は、自社の需要減少や農業の有望性などによる利益増が多いのですが、約７割が赤字経営（2007年統計）とされ、参入数年後に撤退するという企業も少なくないようです。 また、黒字化までの平均年数は７～８年要すると言われており、企業体力や投資計画上、厳しい状況に置かれることになっています。 そこで今回は、農業にかかる外圧状況等を押さえながら、今後の農業経営について考えていきたいと思います:m039:  続きを読む前にポチッと :m092: お願いします(^ ^ ...</summary>
   <author>
      <name>member</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/0000527421.html" onclick="window.open('http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/0000527421.html','popup','width=457,height=235,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/000052742-thumb.jpg" width="457" height="235" alt="" /></a>

(画像は<a href="http://www.city.shizuoka.jp/deps/nogyosinko/index.html">こちら</a> から) 


近年、農業は、社会の期待が高まり、多くの人が可能性を感じていることから、新規就農者や農業参入企業がますます増加しています。新規就農者は、20年前は約2万人/年だったのに対し、現在は約8万人/年と4倍近くに増加し（<a href="http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/monitoring/system/.../07/7-7-1.pdf">リンク</a>）。農業生産法人は５年比で約１．５倍の増加、農地リース方式による農業算入企業は５年比で約１．３倍に増加しています（<a href="http://www.sumitomotrust.co.jp/RES/research/PDF2/700_10.pdf">リンク</a>）。

ただ、社会的期待の高まりの一方で、農業経営に苦労している事業主が多いという課題もあります。参入企業の動機は、自社の需要減少や農業の有望性などによる利益増が多いのですが、<span style="color:#ff3300;"><strong>約７割が赤字経営（2007年統計）</strong></span>とされ、参入数年後に撤退するという企業も少なくないようです。
また、<span style="color:#ff3300;"><strong>黒字化までの平均年数は７～８年要する</strong></span>と言われており、企業体力や投資計画上、厳しい状況に置かれることになっています。

<center><a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E8%B5%A4%E5%AD%97%EF%BC%97%E5%89%B2.jpg"><img alt="%E8%B5%A4%E5%AD%97%EF%BC%97%E5%89%B2.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E8%B5%A4%E5%AD%97%EF%BC%97%E5%89%B2-thumb.jpg" width="440" height="315" /></a>
</center>

そこで今回は、農業にかかる外圧状況等を押さえながら、今後の農業経営について考えていきたいと思います:m039: 

続きを読む前にポチッと :m092: お願いします(^ ^

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      <![CDATA[<strong><span style="font-size:130%;"><span style="background:#FFDBA4"><strong>①農業経営の課題とは？</strong></span></span></strong>

農業経営を分析する上で、なぜ経営分析⇒突破方針が困難とされてきたのか？
その要因は大きく２つに分けることができます。

<strong>１.企業参入の歴史が浅い</strong><img alt="bunkatekikeikan09.gif" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/bunkatekikeikan09.gif" width="259" height="145" /align="right"hspace="5">

戦前までは村落共同体内で生産と消費が行われていたため、農業はほとんどの国民が関わっていました。江戸以前は自給自足を行い、明治以降は国家が農産物を買い上げた上で流通させるなど、生産者が市場に関わる機会は多くありませんでした。
戦後になると、農地解放により個人所有となりましたが、地方の農協が取り仕切ってきたことから、戦前同様に生産者が直接流通に携わる機会が少なかったのです。
農業経営の確立が遅れているのも、この状況から起因していると考えられます。

<strong>２.経営を左右する不確定要素が多い</strong><img alt="%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E5%86%99%E7%9C%9F.jpg" width="200" height="150" /align="right"hspace="5">

農業は、他業界と比べても経営に不確定な要素が多いとされています。例えば、天候による好不作、肥料などの原価の高騰、投資の売買による取引価格の乱高下など、将来の読みにくさが経営者を困惑させる要因にもなっています。このようなことから、分析ポイントも天候等の外圧による原因に偏りがちで、共通構造を探る分析がほとんど行なわれていませんでした。

以上の要因から次のような分析ポイントが挙げられるのではないかと考えました。
 :m121: <strong>手持ちの資産をどのように運用して、事業を展開しているのか？</strong>
 :m122: <strong>売上に対する原価率、経費率、純利益率の適正値とは？</strong>
 :m123: <strong>補助金は、どのような名目で受給し、金額はどの程度なのか？</strong>
 :m124: <strong>農業経営がうまくいくための共通構造は何なのか？</strong>

※ :m121: ~ :m124: は、今後コラム等でこのブログ上でご紹介していきたいと思います。


<span style="font-size:130%;"><span style="background:#FFDBA4"><strong>②さらに農業の可能性を追求するには？</strong></span></span>

上記のような経営データの分析は、評価指標の一側面であり、あくまで「<strong>結果を示すもの</strong>」であることを忘れてはなりません。

重要なのは、これらの指標の背景にある、企業が直面した状況や、その企業が社会外圧をどのように捉え、どのような方針を出したのか？という過程だと思います。

つまり、どのように答えを出したのか、その<span style="color:#ff3300;"><strong>思考に同化することが最も重要</strong></span>になり、これら企業が考えた軌跡である「原因⇒突破方針」も同様に明らかにしていく必要があります。

そこで、次に農業経営者の外圧状況と方針を見ていく上で重要になるのは、まず<strong>これまで農業にかかってきた外圧状況</strong>を少し遡って考えてみたいと思います。


<span style="background:#FFDBA4"><span style="font-size:130%;"><strong>③農業の現状と今後の行方から、農業経営を考える</strong></span></span>

農業が現在のような圧力に置かれているのは、<strong>戦後以降の市場社会の浸透、そして、1970年以降の貧困の消滅→市場社会の崩壊という大転換</strong>に起因しています。

<strong>１.農業経営の現状</strong>

市場社会で企業が受ける外圧は、競争圧力や淘汰圧力を始めとした私権（金や権力・地位）獲得競争です。<span style="color:#ff3300;"><strong>市場社会は、広告・宣伝などによる幻想を付加して競争に勝っていく構造</strong></span>といえます。
しかし、<strong>農産物という日常に密着した商品は幻想価値をつけにくく</strong>、付加価値だらけの工業生産品と同じ土俵で闘わなければならないという、市場社会では非常に弱い立場にあります。つまり、「騙し」によって勝ち残る市場社会にも関わらず、その方法論を適用できない<span style="color:#ff3300;"><strong>農業は、そもそも市場社会にはのらない構造</strong></span>にあるといえます。

<strong>２.市場崩壊という大転換と、農業経営の行方</strong>
<img alt="%E5%85%85%E8%B6%B3%E6%BA%90%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%BB%A2%E6%8F%9B.JPG" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E5%85%85%E8%B6%B3%E6%BA%90%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%BB%A2%E6%8F%9B.JPG" width="240" height="180" /align="right"hspace="5">一方で、1970年、貧困の消滅以降、農業に対する社会的期待が高まっています。
食の確保という国家戦略的位相に加え、「<span style="color:#ff3300;"><strong>農業の多面的機能</strong></span>」という地平において、食の安全・安心、農業を通した集団の活力再生、教育効果、医療効果など、その潜在力を引き出すことが農業への収束力を高めています。
「社会を良くしたい」「みんなの役に立ちたい」という就農者が増加しているのは、この大きな潮流が背景にあります。

※農が持つ多面的機能については <a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2010/07/001119.html">こちら</a> を参照してください。

したがって、市場社会にのらない農業の有り方･･･<span style="font-size:130%; color:#ff3300;">農業が持つ多面的機能(教育効果や農を通しての充足感等）、これらの機能を「経営」</span>に取り入れた「新しい『農』のかたち」を私達は考えていきたいと思っています。

<span style="font-size:130%;"><span style="background:#FFDBA4"><strong>④概念装置を使って、農業経営を考える</strong></span></span>

では、どのようにすれば、「外圧状況(＝皆の期待)」を掴めるようになるのでしょうか？
その答えは、<a href="http://www.rui.jp/">るいネット</a> に詳しく書かれています。

「<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=260719">１．これから生き残る企業に求められる能力は？</a>」

<blockquote>

明らかに、時代はかつて無かったほどの大きな転換期を迎えています。おそらく今回の大転換は、ありふれた企業理念や小手先の方法論では生き残れないでしょう。
時代はもっと根本的な転換期を迎えており、この大転換に対応する為には、この転換が何を意味しているのかを理解し、<span style="color:#ff3300;"><strong>現在すでに形成されつつある人類の新たな活力源と、それが生み出す新しい社会の姿を明確に掴む</strong></span>必要があります。

そのためには、新しい理論が必要になります。今、求められているのは、役に立たない観念ではなく、現実に使える理論です。現業においても、答えを出すためには、より鋭い切り口が必要で、そのためには、<span style="color:#ff3300;"><strong>対象をより深く掴むためのOS＝概念装置が必要</strong></span>になりますが、この歴史的な大転換の構造を掴むには、より総合的な概念装置が必要です。そして、そのような<span style="color:#ff3300;"><strong>概念装置を作り出すには、全文明史を振り返って、人類の歴史段階的な進化の構造(＝実現構造)を解明する</strong></span>必要があります。
(中略)
<span style="color:#ff3300;"><strong>生き残る企業に求められるのは、いかなる状況に置かれても答えを出せる能力</strong></span>ですが、この史的実現論は、自分で答えを出すためのOS＝概念装置のようなもので、この概念装置さえ脳内にインプットすれば、あとは、現業課題であれ時事問題であれ、自分で答えを出せるようになります。
</blockquote>

つまり、農に関わる１人１人が、歴史認識を学び、普遍構造を肉体化していく事で、経営者と同じ視点に立って外圧状況を受け止め、答えが出せるようになる＝次代の農業を考えることなんですね :m034: 

 ★これまでの内容の参考図解です:D 
<center><a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B0%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E2%98%85.JPG"><img alt="%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B0%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E2%98%85.JPG" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B0%E5%9B%B3%E8%A7%A3%E2%98%85-thumb.JPG" width="446" height="266" /></a>
</center>

最後まで読んでいただき、有難うございました :D ]]>
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   <title>シンポジウム「乳文化なき日本の酪農論～TPPで牛乳はどうなる？～」のご案内</title>
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   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1309</id>
   
   <published>2012-02-06T10:51:17Z</published>
   <updated>2012-02-06T11:49:58Z</updated>
   
   <summary>こんにちは :D  前回の「企業の農業参入シンポジウム」に続き、京都大学で行われるシンポジウムのご案内です。 タイトルは、【乳文化なき日本の酪農論～TPPで牛乳はどうなる？～】です。 今回は「酪農」をテーマに、牛乳・乳製品の生産から消費までの実態、そして現在議論中のTPPを受けてどう対応していくか？といった話になるようです。 （クリックすると大きくなります） 普通に飲食しているものが対象なだけに、気になるお話ですね。 内容については、本文で↓     ...</summary>
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         <category term="7.[農]をどうする？" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[こんにちは :D 

前回の<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/2010/10/001147.html">「企業の農業参入シンポジウム」</a>に続き、京都大学で行われるシンポジウムのご案内です。

タイトルは、<span style="color:#ff3300;"><strong>【乳文化なき日本の酪農論～TPPで牛乳はどうなる？～】</strong></span>です。
今回は「酪農」をテーマに、牛乳・乳製品の生産から消費までの実態、そして現在議論中のTPPを受けてどう対応していくか？といった話になるようです。

<center><a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E9%85%AA%E8%BE%B2%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC.html" onclick="window.open('http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E9%85%AA%E8%BE%B2%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC.html','popup','width=969,height=1370,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/%E9%85%AA%E8%BE%B2%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-thumb.JPG" width="500" height="706" alt="" /></a></center>
（クリックすると大きくなります）

普通に飲食しているものが対象なだけに、気になるお話ですね。
内容については、本文で↓

<a href="http://blog.with2.net/link.php?1260063" target="_blank"><img src="http://blog.new-agriculture.net/blog/banner_04.gif" border="0" alt="ブログランキング・人気ブログランキングへ"></a> 
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]]>
      <![CDATA[今やほとんどの日本人にとって身近な存在となった牛乳・乳製品。いつも何気なく飲食していますが、多くの消費者が酪農に対して上のポスターのような牧歌的なイメージを抱いているのではないでしょうか？

<span style="font-size:130%;">実は、そうではないんですね</span> :shock: 

<span style="color:#ff3300;">生産の現場と消費者の意識には大きなギャップがあるのです。</span>そういう日本の酪農に、今度はTPPという名の貿易自由化という外圧がかかってきています。TPPに参加するかどうかは現時点で判断しがたいものの、<span style="color:#6666ff;">品質が良く価格が安い海外の牛乳・乳製品が流入するような事態になれば、日本の酪農は一気に吹き飛んでしまう可能性があります。</span>偏った生産体制と消費者の間違ったイメージによって、それほどまでに日本の酪農は脆弱な産業構造となっているのです。

重要なのは、「じゃあどうする？」というこれからの展望です。このシンポジウムでは、<span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;"><strong>放牧酪農</strong></span></span>を１つの切り口として提案します。国土に合った土地利用と、そこから育まれる日本独自の乳文化の形成こそ、酪農の可能性を切り開くために必要なのです。

このような主旨から、第１部ではまず現場の実態報告を基に、その根本原因を追求します。

<span style="color:#009933;">基調講演　「乳文化なき日本の酪農論～放牧酪農の展開を求めて～」
　　　　　柏　　　久　氏　（京都大学　地球環境学堂　教授）
「消費現場の実態と奈良よつ葉牛乳を飲む会の取り組み」
　　　　　清水　章子　氏　（奈良よつ葉牛乳を飲む会　代表）
「流通現場の実態と兵庫丹但酪農協の取り組み」
　　　　　山川　彩絵　氏　（兵庫丹但酪農農業協同組合　営業販売課　課長）
「生産現場の実態と山田牧場の取り組み」
　　　　　山田　保高　氏　（株式会社山田牧場　みちくさファーム　牧場長）</span>

そして、第２部では研究者の方々に学術的視点から放牧酪農の可能性について発表して頂きます。

<span style="color:#009933;">「草地酪農の本質～土作りに根ざした生産システム～」
　　　　　松中　照夫　氏　（酪農学園大学　酪農学部　教授）
「放牧酪農の可能性～課題と展望～」
　　　　　荒木　和秋　氏　（酪農学園大学　酪農学部　教授）</span>

最後に、これらの報告に基づいて、現場の実感や会場からの意見に基づいてパネルディスカッションを行う予定です。

消費者としての目線から見ても、学術的な話としても面白そうな内容です :o 
なかなか普段考える機会はありませんが、身近な食品の話なだけに、興味関心を超えて聞く意義がありそうですね。

みなさまも是非、ご参加ください :D 
参加希望の方は、Eメールで【roea-sympo*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp】（*を@に変えてください）までその旨ご連絡願います :m033: 　]]>
   </content>
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   <title>企業から始まる自給自足の道シリーズ～No.３：農業参入の事例と成功のポイント</title>
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   <id>tag:blog.new-agriculture.net,2012:/blog//1.1308</id>
   
   <published>2012-02-03T12:22:30Z</published>
   <updated>2012-02-08T12:38:30Z</updated>
   
   <summary>こんにちは、農園のsugi70です。 自給自足への道シリーズも４回目、今回は企業の農業参入の具体事例を紹介し、その中から成功のポイントを抽出したいと思います。 しかし、一口に農業参入といっても、その企業の規模や業種形態などによっても、参入後の営農のかたちは様々です。 事例紹介にあたっては、社団法人　中小企業診断協会　大分県支部がまとめた、「企業の農業参入に関する調査・研究報告書」、その他サイトからの情報を参考にしています :m147:  続きを読む前にぽちっとお願いします。    ...</summary>
   <author>
      <name>sugi70</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.new-agri.com/blog/">
      <![CDATA[こんにちは、農園のsugi70です。

自給自足への道シリーズも４回目、今回は企業の農業参入の具体事例を紹介し、その中から成功のポイントを抽出したいと思います。

しかし、一口に農業参入といっても、その企業の規模や業種形態などによっても、参入後の営農のかたちは様々です。

事例紹介にあたっては、社団法人　中小企業診断協会　大分県支部がまとめた、「企業の農業参入に関する調査・研究報告書」、その他サイトからの情報を参考にしています :m147: 

続きを読む前にぽちっとお願いします。
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]]>
      <![CDATA[ 
<blockquote><span style="color:#009933;"><span style="font-size:130%;">１．具体事例</span></span>

<span style="background:#A4FFA4"><span style="background:#A4FFA4">●建設会社からの農業参入</span></span>

（有）宇佐重機
大分県の宇佐市にある総合建設業（土木）会社、宇佐重機さんの紹介をします。

<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">【会社概要】
会社名　宇佐重機
代表者　菅原　繊範氏
事業　　総合建設業（土木）
進出分野　花弁・麦・大豆・飼料米など栽培、作業受託等
その他　創業１９７３年（昭和４８年）１月
　　　　関連法人：フラワーうさ

【耕作の状況】
大豆　３０ha
麦　　４５ha
米　　２.５ha
じゃがいも　５ha　
飼料稲　２０ha
花　パンジー・ビオラなど鉢花　１２００坪のハウス</span></span>
<img alt="pansy.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/pansy.jpg" width="448" height="358" />


<span style="background:#C8FFFF">
<span style="background:#C8FFFF">農業参入の背景　①土木から農業へ</span></span>

もともと、実家が農家だった藤原氏は、１９歳の時に奨励されていたブドウ栽培を始めますが、５年で撤退。その後、３年ほど土木会社で働いた後、昭和４８年に藤原社長が２７歳の時に設立した会社です。個人農家の依頼による、圃場整備の仕事から始めたそうです。

効率的な仕事が評判を呼び、年々仕事は順調に広がっていったそうですが、１９９０年にバブルが崩壊。その際から、「何とかせな、ダメだ」と思い続けてきたそうです。

そして、１９９５年、認定農業者の認定を受け、１２００坪のハウスを立ち上げます。
２年後の１９９７年、フラワーうさを立ち上げ、農業参入に進みました。

フラワーうさでは、パンジー、ビオラなどの鉢花を栽培していますが、鉢花を選んだ理由としては、自身が花が好きだったことと、計画を立てれば作業に余裕が持てることや、仮に失敗しても作業にやり直しが効く可能性があるといったことなどがあるようです。

開始３年間は、技術も知識も販売先もなく、赤字でしたが、地道な努力と、２００１年に大分県に大分農業文化公園が開園することになり、鉢花の大量発注が入るという運にも恵まれ、<strong>開業４年目にして黒字化を達成しています。</strong>現在はパンジー、ビオラ他３０～４０種類の鉢苗を大分・福岡の市場に出荷しています。

その後、２０００年ごろから集落の耕作も任されるようになり、麦・大豆の耕作を始めます。また、転作奨励金の減少などの背景もあり、２００５年からはカルビーとのじゃがいもの契約栽培を開始するなど、現在も多角化・拡大化を進めています。

しかし、耕地面積拡大の背景には、高齢化により耕作できる農家さんが減少し、地域の担い手として㈲宇佐重機が期待されているというのが本質だと思います。

農地を担う中でも、どうすれば採算ベースに乗せられるのか、常に考えて続けているからこそ、続けられているのだと思います。



<span style="color:#009933;">●製造業からの農業参入</span>

（有）橋本産業

続いて、プラスチック部品製造業の（有）橋本産業さんを紹介します :D 
橋本産業さんは、平成元年創業の会社ですが、新たな事業分野を求めて農業に参入し、斬新な発想で自ら農業技術を開発し、製造業で培った経営ノウハウを生かして、低コストで利益を生む農業経営を進めています。
　<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">「アスター」</span></span>という品種に特化した花弁のハウス栽培に取り組む中で、様々な問題に大して諦めることなく試行錯誤を繰り返し、<u>独自の工夫を積み重ねて、生産物が市場で高い評価を得られるまでの技術を確立しました。</u>

<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">【概要】
会社名　（有）橋本産業
代表者　橋本成一氏
業種　　プラスチック部品製造業
進出分野　花弁（アスター）栽培</span>

<a href="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/aster.jpg"><img alt="aster.jpg" src="http://blog.new-agriculture.net/blog/img2011/aster-thumb.jpg" width="358" height="448" /></a>


</span>
<span style="background:#C8FFFF">①農業参入の背景</span>　

（有）橋本産業の農業分野の参入は、プラスチック成形業で、生計を立てながら、一方で代表者の橋本氏が好きだった農業、特に花弁栽培に関心を寄せたことがきっかけです。
　平成元年に（有）橋本産業を立ち上げ、当初は自動車部品メーカーとの取引で経営を安定させていったものの、創業から７年後、自動車産業の先行きや、激化する下請け競争の危機感から、本格的な農業参入を試みます。農家の組合に加入して土地を借り、７５０坪の花弁ハウスを建設、近隣農家とともにトルコキキョウの栽培を始めました。

<span style="background:#C8FFFF">②カイゼンで掴んだ新技術</span>

　しかし、トルコキキョウは冬場の暖房コストが高く、採算に合わないことがわかり、５年ほど前から新しい品目、アスターの栽培に乗り出します。
　アスターは市場での価格と需要も安定しているのですが、連作を嫌うことから栽培が難しく、その対策も確立されていませんでした。
　そこで、橋本氏が考案したのが、プラスチック廃材のリサイクルに花弁栽培ポットでした。このポットに牛糞堆肥に少し有機物をブレンドしたものを入れ、ハウス内の土中に並べて埋めると、ポット内に自然にミミズが発生して土が肥え、収穫後は土を補充するだけで連作が可能になりました。その上、蓄熱効果が高いため冬場に重油を炊く必要がなく、花が少なく需要の多い冬季に暖房費ゼロで出荷でき、利益のでる周年栽培を実現しました。
この他にも、播<u>種技術の改善、無駄のない栽培管理方法など、様々なカイゼンを行っているからこそ、今の成功があるようです。</u>
また、このポット栽培の技術を生かして、花弁だけではなく、ほうれん草などの葉菜の栽培にも着手するそうで、今後の発展にいっそうの期待が感じられます :tikara: </blockquote>

<span style="color:#6666ff;"><span style="color:#6666ff;">２．農業参入の成功のポイントは？</span>

</span>
以上簡単にですが、２社の紹介をさせていただきました。
その中で、共通して、「これは、成功につながる！」と感じた点をまとめてみたいと思います。

<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">ポイント１．経営意識が高い</span></span>
まず、どちらの企業にも感じられることですが、農業に対する経営意識や、意欲が非常に高いことです。

例えば、先に紹介した、㈲宇佐重機さんは、もともと土建業であったこともあり、堆肥の切り返しに使う重機など新たに購入する必要はなく、宇佐重機が所有する機械を借りられます。また建設・土木業界には農家出身の社員が多く、農業参入後すぐに即戦力になるというメリットがあります。

しかし、菅原社長は<a href="http://agri-biz.jp/item/detail/6506?item_type=1">参考記事</a>の中で次のように語っています。

<strong>「土建業者の新規参入でほとんど成功していないのは、農業は自分たちにも簡単にできるという過信が大きな原因ですよ」</strong>

<strong>｢農業でやっていけない人が外に出て働く時代。人材があるからといって農業に参入して成功するほど簡単ではないのも事実だ」との認識を持つ。「大事なのは、どうすれば経営として成り立つかという視点、作物の生育状況を判断する力が経営者にあるかどうかだろう。それがわからなれば社員に指示を出せない。それに建設土木と比べて農業は緻密な作業の連続。私も実感していることだ」</strong>

<strong>「建設業は設計書といわれる予算書に基づいて仕事をするため利益が読めるが、入札など熾烈な競争がある。一方の農業、特に土地利用型農業は利益が薄い。身を削るような努力をしないと利益を残せない。だが努力を続け、技術・天候など条件が整えば、見返りがストレートに現れるところが魅力だ」　</strong>

など、農業の難しさを語っています。

同様に、㈲橋本産業の橋本氏も、<u>経営においては、「弛まぬカイゼン」が必要で、「正確に、確実に、無駄なくできる方法を考える」ことが大切だと語っています。</u>常に追求を止めない、その姿勢が仕事の壁を乗り越えていくのでしょうか。

<span style="color:#ff3300;">ポイント２　農業が好きであること、農業を担う意思があること</span>

大変な農業だからこそ、続けていくためには、「農業が好き」であったり、農業を担っていくという意思が必要だと思いました。

橋本社長は、気候の影響を大きく受けるなどの農業特有の問題さえも、「農業が好き」であれば、考え工夫して解消への道筋を掴むことができると言います。

また、菅原社長が出かける麦・大豆の耕作は、利益がほとんどでませんが、「地域の農家のためになるならば」と請け負っていったからこそ、拡大を続けてこれたのだと思います。


以上、ポイントを２つほど挙げました。
経営意識が高く、常に問題があっても解決していくことができるのは、前提として、「農業が好き」「農業を担う」という意思が強いからだと思います。

甘い気持ちで参入しても撤退してしまう企業が多いのは、この意思の違いなのかもしれません。

以上です。ありがとうございました。
□参考文献
・社団法人中小企業診断協会　大分県支部「企業の農業参入に関する調査・研究報告書」平成２２年２月

・農業と土木業、ふたつの経営を極める
<a href="http://agri-biz.jp/item/detail/402?page=2">http://agri-biz.jp/item/detail/402?page=2</a>
・土建業を経験したから気づいた農業・農業界のおかしさ、難しさ 
<a href="http://agri-biz.jp/item/detail/6506?item_type=1">http://agri-biz.jp/item/detail/6506?item_type=1</a>

□画像はこちらからお借りしています。
<a href="http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html">http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html</a>
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